フィギュアスケートはじめました
佐倉 美穂 柳田 貴志 みづき 水脈
「はじめました」シリーズの最新版は、ソチオリンピックでも注目のフィギュアスケート。運動習慣のなかったライターの佐倉氏が実際にスケート教室に飛び込んだ体験記なので、とても具体的な紹介になっている。
前半は服装や靴の選び方から、初級教室ではどんなメニューを行うのかや周りの人たちの年齢層などまで、始める前に抱きがちな疑問・不安を取り除くレポートとなっている。そして後半は、初級教室から中級教室に進み、バッジテストを受ける猛特訓の記録だ。はじめたばかりでも、「同じ教室の人たちのように滑りたい」「バッジを取りたい」といった目標を設定することが、練習を継続するのに重要だと伝わってくる。「運動神経よりもコツ」というフレーズが印象に残った。運動が特別に得意ではないという人たちがどのような言葉だと動きを理解しやすいか、共感しやすいかという点でも参考になるのではないだろうか。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:誠文堂新光社
(掲載日:2014-02-10)
タグ:フィギュアスケート
カテゴリ 運動実践
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