イラストでわかる 寝たきりにさせないPNF介助術 家庭でできるリハビリテーション
市川 繁之
リハビリやスポーツの現場でひろく取り入れられているPNF。それを、家庭で家族に対して行えるようわかりやすくまとめた。イラストによって患者、介助者両方の姿勢が明示されているだけでなく、声掛けの例も載っており実施の際の不安軽減に役立ちそうだ。
毎日関われるわけではない専門家が、患者とその家族とどう協力するかというヒントも散りばめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:医道の日本社
(掲載日:2016-02-10)
タグ:リハビリテーション PNF
カテゴリ スポーツ医学
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患者とできるフォームローラーパーソナルセラピー
福辻 鋭記 市川 繁之 伊藤 和憲 石原 新菜 長谷川 洋介 杉山 ちなみ
物置でほこりをかぶっていたストレッチポールを引っ張り出してきて、本書を読みながら実践しました。我が家の物置にはバランスボールやケトルベルなどのトレーニング器具がいくつかあるのですが、そのときの興味だけで買ってきて適当にやって飽きたら日の目を見ずにほこりをかぶる、というパターンがどうも多いのです。
フォームローラーにもさまざまな目的があり、そのメソッドも多様であることを知りました。本書ではフォームローラーという商品名のものが使用されています。三種類の硬さがあり、目的や方法に応じて使い分けられています。
デスクワークでなまった身体をよみがえらせる。高齢者向けのエクササイズ。鍼治療の効果を高めるトリガーポイント療法。東洋医学の見地から見た血流改善のトリートメント。マインドフルネスの瞑想との組み合わせで精神に作用させるムーブメント。スポーツ医学に基づいた美しい姿勢をつくるトレーニング。実に多種多様の目的とそれぞれの方法論が、それぞれのジャンルの専門家によって解説されています。だから単にストレッチを目的とするエクササイズとはかなり違いがあります。
1つずつ実践してみると、6つのコンテンツの目的が見えてきます。ただ買ってきたからなんとなくやっていたときと身体の中で感じるものの違いが明白です。きっとほかのトレーニング器具でも同じなんでしょうが、目的をしっかり持つことの重要性を改めて感じた一冊です。器具に新たな命が吹き込まれたような気がしました。
(辻田 浩志)
出版元:医道の日本社
(掲載日:2018-05-26)
タグ:運動指導 トリガーポイント 姿勢 マインドフルネス
カテゴリ 運動実践
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