キンダーコーディネーション 子どもとスポーツの関わり
東根 明人 平井 博史
副題は「子どもとスポーツの関わり」で、「コーディネーショントレーニング実践例100」というフレーズもついている。
著者は、順天堂大学助教授でハンドボール部の監督でもある東根氏と幼年体育学園代表の平井氏である。著者は、昔の子どもの遊び、鬼ごっこ、石けり、竹馬などを挙げ、すべてとは言わないが多くがコーディネーショントレーニングにもなっていた点を指摘している。「実践例100」も実に遊びの要素が多い。従って、子どもは面白く、楽しく行う。
スポーツのあり方が問われるようになり、指導者のあり方も同時に問われ始めている。「勝つチームを目指すべきか、楽しむチームを目指すべきかで悩む」という声をよく聞くが、著者はどちらも大事で、どちらか一方にしか価値がないというのは偏った考え方だと言う。
そしてこう述べる。「指導者が、大きな度量で子どもたちと戯れるならば、やはり大きな度量の子どもになると思います。早く結果を出そうとすると、つい急いでしまいます。ちょっと立ち止まる勇気を持ちましょう」
コーディネーショントレーニングの入門編でもあり、また指導者入門にもなっていると言える1冊である。
A5判 170頁 2002年3月12日刊 1500円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)
出版元:全国書籍出版
(掲載日:2002-05-15)
タグ:コーディネーション
カテゴリ トレーニング
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キンダーコーディネーション 子どもとスポーツの関わり
東根 明人 平井 博史
身体を器用に巧みに動かす能力である「コーディネーション」。子どものときにトレーニングすることで、神経系の能力が向上する。スポーツのみならず日常生活にも大切な能力で、そのトレーニング法を100の実践例で紹介。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:全国書籍出版
(掲載日:2002-06-10)
タグ:コーディネーション
カテゴリ トレーニング
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