カラダは水中運動でよみがえる 水遊びのノリでちょうどいい
快適スイミング研究会
副題にもあるように、ここでは速く、力強く泳ぐことではなく、ゆっくりと、楽しく水遊びをする感覚を勧めている。「水はあなたのパーソナルトレーナー。大人の楽しい遊び場です」と述べられているように、水そのものを利用することで、リラックスして効果的な運動ができ、身体をよみがえらせてくれるとしている。最終目標は、蹴伸びで水中をスムーズに進んでいくこと。
本書では「バンザイ蹴伸び」と呼ばれている手のひらを内側に向けて腕を上げたポーズで、「初代ウルトラマンの飛行姿勢」なのだという。そのためには姿勢がよいこと、バランス感覚や筋力、リラックスすることが必要になる。四股歩きや「けんけんぱ」など、目的に応じた段階的なエクササイズ10種目がカラー写真で丁寧に紹介されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:学習研究社
(掲載日:2009-01-10)
タグ:水中運動
カテゴリ 運動実践
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カラダは水中運動でよみがえる 水遊びのノリでちょうどいい
快適スイミング研究会
プールに「歩くためのコース」が設けられるようになって何年経っただろう。「プールは、泳がなくてはいけないところ」という概念が、私たちの頭から消えて久しい。
本書は、泳法うんぬんではなく、水の特性を利用して身体の機能を改善し、健康的な身体を手に入れるための「水中遊び」を紹介している。顔を水につけられない人や、陸上での運動が困難な肥満者、膝や腰に疾患を抱える高齢者にも、気持ちよく無理なく続けられそうな内容だ。水中の気持ちよさを感じられれば浮かびたくなり、浮くことができれば前に進みたくなる。その「始めの一歩」の「水中遊び」をぜひ成功させてほしい。
また、泳ぐ前のウォーミングアップにも、そして、アクアビクスの指導者がレッスンに取り入れても面白そうなものもあり、読者の幅は広いだろう。
(平山 美由紀)
出版元:学習研究社
(掲載日:2012-10-13)
タグ:水中運動
カテゴリ 運動実践
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