レッツアロービックダンシング
日本アロービックダンシング
かつて本誌でも紹介したことのあるジャッキー・ソレンソンが始めたエアロビック・ダンシング。そのテキストというべき書。写真が豊富で覚えやすい。
エアロビクス自体はもう一昔といってよい以前からひとつの運動理論として、ジョギングやランニング、サイクリング、ウォーキングなどの流行を生んだが、より楽しくという要素がエアロビクスとダンスを結びつけ、さまざまな呼称で登場、しかも人気を博している。エアロビクス理論に従う限り、それがランニングであろうとダンスであろうとかまわないわけである。どうせやるなら楽しいほうがいいということだが、心拍数をターゲット・ゾーン(トレーニング・ゾーン)に上げてのダンスは、やはり楽しいばかりではない。しかし運動の苦しさも、ダンスならすぐに快いものになることだろう。こういうものが日常生活に入ってくるのは大変よいことだが、ひとつの流行で終わってしまうことがないようでありたい。幸い、今は人気はすこぶるよいようだ。「身体を動かす楽しさ」をまず覚えることから運動に入っていくのもよい考えだろう。エアロビクスは、長時間持続的に行うことが必要なだけに、この「楽しさ」を大切にしたい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:新星出版社
(掲載日:1982-11-10)
タグ:エアロビクス
カテゴリ 運動実践
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