ミスターバレーボール 森田淳悟物語
森田 淳悟
男子バレーボール唯一のオリンピック金メダルを獲得した森田氏が、2015年3月の日体大退官を機に、少年時代のことから今後のバレー界への提言までを綴った。スポーツ選手として「優等生」ではないエピソードも含まれるが、その分チームのエースとして、また一家の大黒柱として、やるべきときはやる責任感と勝負強さが際立つ。
中でも、日体大での4年間に多くのページが割かれている。大学の練習の後に全日本チームの若手のみで特練を重ねたこと、3年時の海外遠征でプラハの春に立ち合い、国を代表する意識を持ったこと。「まだ学生だから」と守るばかりでなく、20歳前後のときにこそ心身を鍛える意義が感じられた。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:叢文社
(掲載日:2015-09-10)
タグ:バレーボール 自伝
カテゴリ 指導
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