思想する「からだ」
竹内 敏晴
『「からだ」と「ことば」のレッスン』(講談社新書)などの著書で知られる著者の新著。あれこれ言うより、著者の言葉を引こう。それのほうがわかる。
「いずれにせよ、『からだ』の対極に『ことば」を置くと見えて来る地平に私は生き始めており、『からだとこころ」を対にする地平は私に遠い、というよりは、そこには生きていない、と言うことであろう(P.115)
かつて聴覚言語障害者であり、弓道にも打ち込み、演劇にも深く関わる著者の「ことば」、あるいは「声」への言及は深く身体に問いかけてくる。思いもかけない「からだ」の発見。あなたは、どんな声でどんなことばを日々投げかけているか…。
四六判 238頁 2001年5月10日刊 1800円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)
出版元:晶文社
(掲載日:2002-01-15)
タグ:身体 言葉
カテゴリ 身体
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