スポーツマーケティングを学ぶ
広瀬 一郎
歴史の流れの中で、社会におけるスポーツのあり方が変化してきたことを概観し、近年のマスメディアの普及によって、スポーツというコンテンツが「商品化」されるようになった経緯をまとめた。そしてスポーツマーケティングの定義を試みている。サッカーにおける、広瀬氏の経験に基づく記述は圧巻。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:創文企画
(掲載日:2007-07-10)
タグ:スポーツマーケティング スポーツビジネス サッカー
カテゴリ その他
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現代スポーツ評論
中村 敏雄
スポーツは文化遺産
「スポーツは今どこにいるのか?」とサブタイトルが問う。この抽象概念を追求するとともに、スポーツを文化遺産として捉える視点を国民共有のものとしていくことの重要性を説いていこうと創刊された。編者は、長きにわたり文化とスポーツの関わりを論じてきた中村敏雄氏・元広島大学教授で、著者にはスポーツ科学者、ジャーナリスト、スポーツライター、スポーツチームの監督など様々なラインナップが並び、それぞれ現在のスポーツが抱える問題をシビアに見据えながら提言する。
中でも、編者の中村氏と清水諭氏・筑波大学講師らが語らう「メディアが果たしてきた役割と責任」は、まさに今日的課題である。ロサンゼルスオリンピック(1984年)辺りを境にスポーツビジネスが加速度を増したが、その車軸にはメディアがあったことは周知の通りである。エンターテインメントとして誰もが楽しめるスポーツという点では、メディアの功は大きかったと言える。しかし、スポーツとメディアが並走しながら時を重ねるうちにスポーツシーンを「伝える」はずのメディアが、視聴者を「操作する」ようになってしまったとも彼らは言う。一方、そうした反省からあまりお金をかけなくても楽しめるんだよと言うのが、ワールドゲームスの誕生と発展だ。2001年に秋田県で開催されることでよく知られるようにもなってきたが、こうした価値を想像するような動きは大いに期待できる。それらを含めて、様々な視点からスポーツを眺めると同時に、骨太なスポーツジャーナリズムを模索する姿も興味深い。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:創文企画
(掲載日:2000-03-10)
タグ:評論
カテゴリ その他
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「からだ」を生きる 身体・感覚・動きをひらく5つの提案
久保 健 高橋 和子 三上 賀代 進藤 貴美子 原田 奈名子
学習指導要領に「体ほぐし」という新しい内容が導入される以前から、独自の立場で「からだ」という問題に取り組んできた人たちの著書。モダンダンス、舞踏、ソマティクスや、操体法、野口体操などの身体技法を「からだ」に“すまわせてきた”著者らによる「からだ」観の捉え直しとその方法論。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:創文企画
(掲載日:2001-03-10)
タグ:身体
カテゴリ 身体
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スポーツMBA
広瀬 一郎
スポーツ産業の特質、スポーツ経営戦略論、マーケティング・コミュニケーションとITの活用、顧客志向施設整備、法務のケース・スタディー、スポーツチームの人事実務などの章を設け、スポーツビジネスを図やグラフを用いてわかりやすく解説。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:創文企画
(掲載日:2006-09-10)
タグ:経営 スポーツ産業
カテゴリ その他
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