[東京]
北里研究所病院
〒108-8642 港区白金5-9-1
〈JR線恵比寿駅・田町駅よりバス、北里研究所前停留所下車/営団地下鉄日比谷線広尾駅より徒歩7分〉
TEL 03-3444-6161
http://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/
スポーツに関係する診療窓口/スポーツクリニック、スポーツ医学科
対象科目/整形外科、内科
代表者名/阿部 均
診察曜日/スポーツクリニック:月~金曜日午後・要予約、スポーツ医学科:月~金曜日午後(要予約)
初診受付/有
担当医師の数(理学療法士、運動指導員も)/整形外科5名、内科1名、理学療法士6名、助手2名、トレーナー4名(健康運動指導士の資格有り)、栄養士1名
付帯施設/診察室、検査室、レントゲン室、リハビリ・センター、メディカルフィットネスセンター
主な測定、トレーニング機器/サイベックス・マシーン、バイオデックス、三次元動作解析器、バリスティックマスター(ニーアップ、ニーダウン)、キックフォース、チェストフォース、各種スピードメーター、コンピューター、筋電図、心電図、トレッドミル、エアロバイク、足底分圧測定(Fスキャン)、体脂肪測定器、コンビパワーマックスV、コンビ75XL、マイクロフェット筋力計
特徴/アメフト協会、ラグビー協会の医事委員をしている関係で、両種目の選手の来院が多く、初診者の約50%を占める。しかし、すべての種目に対応でき、全日本級の選手から一般スポーツ愛好家まで幅広く受診しており、現場に則した治療と指導を行っている。緊急時の対応も電話にて可能。15チームのチームドクターを兼ねており、現場での処置や指導も行っている。1986年からスポーツ外来を設置、1992年から内科を併設し、スポーツクリニックとなった。1993年以降の実績では新患は毎年2500人を越え、整形外科外来の33%を占め、さらに入院患者の40%、手術患者の50%を占めている。入院、手術のケースも多く、すべての手術に対応できるが、とくに膝を中心とした下肢の手術が多い。早期復帰を目指して積極的にリハビリに取り組み、選手のための治療を心がけている。さらに、1999年5月の新棟開院と同時に予防医学センターを開設し、その下にスポーツ医学科を設置した。スポーツクリニックは症状のある人が対象の外来であるが、スポーツ医学科は、競技力・体力向上と健康増進を目的とした施設である。競技力・体力向上と安全対策のために種目別にメディカルチェックを行い、選手個人とチームに情報提供と指導を行っている。1992年からトレーナーも配置し、体力チェックを施行して各チームのコンディショニングとトレーニングの目標設定をしている。さらにトレーニングとストレッチングの指導を具体的に行い、スポーツ現場と個人のライフサイクルに密着した新しい医療が目標である。一方内科的には、骨粗鬆症、高血圧を中心とした成人病疾患に対するチェックと運動療法を行っており、健康増進のすべての相談やアドバイスをしている。これらの疾患は予防が重要なため、生活に密着した予防を積極的に行っている