ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。
積極的保存療法 スポーツ障害の評価と治療
村上 成道 児玉 雄二 青木 啓成
スポーツ選手を治療する場合、早期復帰を望む現場との板ばさみになりがち。そこでただ安静でなく動かせる部位は動かす「積極的な保存療法」で対処すべく、著者らは臨床的経験をまとめた。
まずは問診のコツやチェックポイント、そして部位ごとに障害を起こしやすい身体のくせやゆがみの改善エクササイズが紹介されている。さらに実戦編ではそれらをどう使うか具体的な流れが記されている。
すぐに活用でき、手元に置いておきたい1冊だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
カテゴリ:スポーツ医学
タグ:保存療法 評価
出版元:文光堂
掲載日:2012-12-10