ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。
こだわり抜く関節可動域運動
斉藤 秀之 加藤 浩
新人理学療法士の指南書として企画された第1期シリーズ、「極める」をコンセプトとした第2期シリーズに続く、「こだわり抜く」をキーワードとした第3期シリーズである。
理学療法は運動療法と物理療法をベースとしている。そのうちの運動療法を取り上げ、安全な治療を当たり前のものとして提供できるよう、1つ1つ整理し、掘り下げていく。たとえば関節可動域はROMと言われ、「Motion」であって「Joint」ではない。PART I で関節の構造や関節運動学などの基礎を、PART II 以降で運動器障害、神経障害の評価や治療、高齢者に対するROM運動を細やかに解説する。
(月刊トレーニング・ジャーナル)
カテゴリ:スポーツ医科学
タグ:可動域
出版元:文光堂
掲載日:2021-11-10