ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。
コアコンディショニングとコアセラピー
平沼 憲治 岩崎 由純 蒲田 和芳 渡辺 なおみ
帯にあるコピーにあるように、コアコンディショニングとコアセラピーに関する「その歴史、現状、未来を整理し、現時点での理論と方法論を網羅」したもの。
丸太(フォームローラー、後のストレッチポール開発につながるもの)を使ったエクササイズを見た日暮清氏と、それに着目してセルフケアへの応用を考えた岩崎由純氏。2人の試行錯誤でコアコンディショニングが生まれた。さらに、医療資格者が実施する“治療”をコアセラピーと呼ぶ。
用語解説や、実際のエクササイズの紹介、注意点などがまとめられている。臨床的な経験とともに理論的な根拠も重視しながら、対象者の年齢や問題点に応じたエクササイズが紹介されているのが特徴である。巻末にはトレーナーおよび医療従事者のリストも掲載されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
カテゴリ:スポーツ医科学
タグ:コアコンディショニング
出版元:講談社
掲載日:2008-12-10