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スポーツ医師が教えるヒザ寿命の延ばし方

著者は、アテネオリンピック柔道チームドクター、PRIDE、日本空手道佐藤塾、大道塾、極真空手などのリングドクター、プロボクシングのセコンドも務める整形外科医で、柔道三段、空手二段。
自らも武道家であるスポーツドクターとして、膝の障害についてまとめたのがこの本だが、読んでみると、膝についてスポーツ医学の基礎から学ぶ優れた入門書にもなっている。
第1章から7章まで順に、「ヒザには寿命があります」「意外と知らない大事な身体の仕組み」「ウォーキングの前に知っておきたいこと」「歩くだけでは、運動として足りない」「中高年の身体の痛みを軽減するために」「自分の健康を人まかせにしない」「ヒザ痛対策のための超簡単トレーニング」と続くが、整形外科、内科、運動科学など、その範囲は広い。
わかりやすく上手に書く先生だなと思ったら、学生にも教えているとか。その教え方が本になっているような語り口である。
この本で膝について学びながら、スポーツ医学という分野の視野の広さやそのあり方も学ぶことができる。(S)



小山郁、新書判、192頁、2007年8月27日刊、760円
(株)アスキー(03-6888-5500)

宿澤広朗 運を支配した男

超凡の才の人物像を描き出す
死は何人にも訪れる。有産無産、有名無名にかかわらず。その意味では平等だ。しかし、どう死ぬかということにおいてはこれほど不平等なことはない。だからこそ、己の手の届かぬことを案じるより、生きているうちに己のなすことに心を傾けるほうが自然だと感じる。
2006年6月17日、ある超凡の才を持った人物がこの世を去った。三井住友銀行取締役専務執行役員コーポレート・アドバイザリー(CA)本部長、宿澤広朗氏である。55歳という若さだった。元ラグビー日本代表選手であり、日本代表監督としてはスコットランドという世界の強豪国とのテストマッチに、後にも先にも初めて勝利し、ラグビーワールドカップでも唯一の勝ち星をあげた人物である(これは2007年フランスワールドカップで日本がオーストラリアに大敗、フィジーに惜敗した時点での話。願わくは、出版の時点で勝利数が増えていることを)。
この高次元で文武両道を体現した人物の光とわずかに垣間見える陰を、膨大なインタビューと豊富な資料をもとに丁寧に読み解いたノンフィクションが本書である。

不運を不運にせず、幸運を幸運に
旧住友銀行時代から三井住友銀行取締役専務執行役員になるまでのビジネス界でのエピソードだけで読み応えのある一編の立志伝ができあがる。それに加えてラグビー界での輝かしい経歴が、ほかに例を見ない深い彩りをその人生に加えている。本書を通じてその経歴をたどると、ラグビーを通じて培ったものが銀行員としての成功につながったのではなく、人間として培った人生哲学とプロ意識、そしてそれを実践できるバイタリティが礎になり、ラグビー界でもビジネス界でも強烈なインパクトを与えたと言ったほうが正しいだろう。
宿澤氏の座右の銘に「努力は運を支配する」という言葉がある。たとえばある1つの好ましくない事象を目の前にして、自分自身が不運だと思ってしまったときにそれは不運になる。解決すべき問題だと考えて対策を立てて乗り切れば、単なる一要因にすぎなくなる。もしかしたらそれが転じて幸運につながることすら考えられる。また、好ましい事象を目の前にして、十分に活かすことができればそれは幸運となるが、できなければ幸運であったことにすら気づかない。不運を不運にせず、幸運を幸運として活かす。それには「たゆみない努力と、それによって生まれた実力」が必要だ。己の肉体と精神に多大なプレッシャーをかけていたに違いないが、それが「運を支配する」ことなのかもしれない。
三井住友銀行での最後のプロジェクト、CA本部の業務である課題解決型ビジネスこそ宿澤氏の面目躍如となるものであったろう。しかしこの新部門発足からわずか2カ月半後、無情なるノーサイドの笛は吹かれることになる。

いつも全力疾走
本書でも触れられているが、このような非凡な人に孤独はつきものなのかもしれない。敵も多かっただろう。思いを寄せるラグビー界では最後には活躍の場がなかった。ジャッジするばかりで自分が責任を取らない者を長に戴いた組織の中では、現場の人間が大変な思いをするし、大胆な改革など図れない。宿澤氏のような存在がその中枢に居続けてくれれば、さまざまな軋轢を生みつつも、低迷するラグビー界を豪快に洗濯してくれたのではないかと、ひとりのラグビーファンとして詮無く考えてもみる。
司馬遼太郎氏の名著『竜馬がゆく』の中で、主人公坂本竜馬は人生の終盤で、己を取り巻くさまざまな相関組織の誰から命を狙われてもおかしくない状況だった。その竜馬に司馬氏はこう言わしめている。「生死は天命にある。それだけのことだ」。己がどんな状況であろうとも正面から向かい合い、いつも全力疾走で人生を最高峰まで駆け上ってきた宿澤氏は、そのままの勢いで天まで昇ってしまったと、早すぎる死を悼みつつ、そう思う。
(山根太治・日本体育協会公認アスレティックトレーナー、鍼灸師)



加藤仁 著、246ページ B6判、1,680円
講談社

スポーツニュースは恐い

著者の森田氏は“スポーツマンニュース”にたびたび見られる日本人のイメージ作りが、ときに不自然に感じるという。たとえばシーズンオフに日本からMLBに移籍する選手に対して、「日本食が食べられるか」という食事の心配や、「言葉は大丈夫なのか」と、日本人だからこその心配をする。それをメディアは毎回のように取り上げ、情報を受け取る側の人間に対して私たちが日本人であることを確認させる。だが実際、MLBに移籍をすれば日本食に困るということはあまりないし、英語を話せない他外国の選手はいくらでもいるし、それはもう特別なことではない。だがそうした小さな心配をきっかけに、メディアは物語をつくり過剰に日本人を意識させ、イメージさせる。著者が何を言いたいのかというと、スポーツに関するニュースをきっかけにメディアリテラシーを養っていくことが大事ということだそうで、楽しいスポーツニュースだけに限らず多くの情報の中には、ステレオタイプに、またサブリミナル的に「日本人」が供給されているという。だからこそ情報をうのみにせず、批判的に見ていく姿勢も必要となる。メディアリテラシーはもはや、学校教育に限定されたものではない。(M)



森田浩之著、新書判、206頁、2007年9月10日刊、735円
日本放送出版協会(0570-000-321)

日本人の精子力

日本には中国の一人っ子政策があるわけでもないのに、少子化は進む一方である。いったい何が原因になっているのか。経済的な理由で、女性の社会進出なども大きく関連しているかもしれないが、本書では生理学的な観点でこの問題を見ていく。著者は矢沢潔・科学情報グループ矢沢サイエンスオフィス主宰。
簡略的に言うと、今日本人の精子が危ない。精子数の著しい減少や、不活発な劣化精子が増加が問題として挙げられ、近年ではさまざまな研究機関での調査、研究が進められている。
本書ではコラムにアメリカの医学研究期間ハーバード・メディカル・スクール(ボストン)の研究者達の報告を簡略的にしたもの等も紹介。
これらによると、精子の劣化は、生まれつきの遺伝的な要因によるものと、成長する過程など生活環境に問題がある男性に多い傾向がある。遺伝的なものは改善することができないが、環境的な要因として、1)高温環境、2)炎症性疾患 3)飲酒、喫煙 4)薬剤・ドラッグ 5)放射線治療 6)化学物質などが挙げられるそうだ。子孫を残していくことはヒトとしての使命。いま、真剣に考えるときかもしれないです。(M)



矢沢潔著、新書判、237頁、2007年9月14日刊、777円
学習研究社(03-3726-8188)

コンディショニングのスポーツ栄養学

2001年の初版から、2007年になり新版となって登場した体育・スポーツ・健康科学テキストブック。
本書は出版当初から大学、専門学校などでテキストとして採用されてきた。だが近年の健康の保持増進、生活習慣病予防という観点から、栄養の専門家向けに『日本人の食事摂取基準2005年版』(厚生労働省)が策定。スポーツ選手の領域においても、その栄養に関するコンセンサスが見直され、こうした状況の急速な変化と背景が、新しくバージョンアップするに至った経緯という。
初版に目を通していない方のために内容を紹介させていただくと、「スポーツ選手の食事摂取の基本」、「トレーニングとエネルギー消費量」、スポーツ選手の身体組織と貯蔵エネルギー」、「エネルギー補給」、「からだづくりとたんぱく質摂取」、「骨づくりとカルシウム摂取」、「貧血予防と鉄・たんぱく質摂取」、「コンディション維持とビタミン摂取」、「水分補給」、「サプリメントとエルゴジェニックエイド」、「試合前後の食事」、「トレーニング期の食事管理」、「スポーツ選手の栄養教育」等など。これらを章ごとに紹介しており、お腹いっぱいの内容になっている。食べすぎはよくないが、是非読みつぶして欲しい一冊。(M)



樋口満編著、B5判、178頁、2007年10月8日刊、2,730円
市村出版(03-5902-4151)

究極のトレーニング

著者は石井直方・東京大学大学院教授、理学博士。石井氏は運動生理学、トレーニング科学を専門としている。副題は「最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり」。
本著は健康、運動、トレーニングなどについて、『健康体力ニュース』(健康体力研究所刊行)の冊子のコラムで、1993年から連載してきたものを再編集している。
その中から66編を選択、テーマごとにまとめている。章に分けて紹介すると、1章・筋のさまざまな性質を知る、2章・筋肉と運動の仕組みを知る、3章・健康と運動を科学する、4章・正しいトレーニング・新しいトレーニング、5章・ダイエットとサプリメント、6章・素質・体質を科学する、など内容的には広い範囲を網羅している。多少難しい内容もあるが、実生活や運動・トレーニングの現場での応用を考慮して書かれている。
自身もボディビルミスター日本優勝、世界選手権で3位の実績を残す。そんな著者が筋肉・筋力への関心を導くトレーニングバイブルである。(M)



石井直方著、B6判、301頁、2007年8月28日刊、1,680円
講談社(03-5395-3622)

ピアニストは指先で考える

プロの世界観は面白い
何かの“プロ”が書いた本は、分野を問わず面白いものが多い。
山下洋輔というジャズピアニストの影響だ。プロの話にはその世界に本気で身を置いた者にしかわからない感覚や独自の物の見方が反映され、未知の世界に連れていってもらえるのが面白い、というような話が確か氏のエッセイにあった。
フリージャズというジャンルのただならぬプロである氏のエッセイ集も当然面白く、登場するミュージシャンたちの波乱に満ちた日常と、それを巧みに描写する文章力。そして何よりも文章のあらゆるところにただよう知性と教養に私は完全にノックアウトされ、昼夜を問わず読んでは笑いころげたものだ。
プレーヤーの文章には、人柄だけでなくその人のプレースタイル(この場合、演奏スタイル)が出るように思う。氏の文章は、隙間が見えないほどに文字が多い。しかし絶妙の抑揚とともにスピード感にあふれ、ぐんぐん加速するように話の世界に引き込まれる。と思っているうちに急転直下、畳みかけるように話題を展開させたと思ったら猛烈な盛り上がりをみせ、時には静かにフェードアウトするような余韻をもって、終わる。読み終えた後には心地よい高揚感が残る。実によく“スィング”する。彼の音楽もまた、まさに文章から受ける印象と同じように聴こえるのだ。

同じ印象を受ける演奏
今回紹介するのはクラシックのピアニストが書いたものだ。帯には「ピアニストの身体感覚に迫る!」「身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは驚くほど多彩な音楽を奏でる」などとある。
どうも最近、“身体感覚”とか“身体を通して考える”といった記述があると、読みたくてたまらなくなってしまうクセがある。音痴なうえにピアノも弾けない私だが、未知の世界の身体感覚を味わってみたくて仕方がない。おまけにピアノの“プロ”が書いた本だ。面白いに違いない。
著者は、ドビュッシー弾きで、同時に研究者でもあるピアニストだ(近くにいた哲学の先生に聞いた)。文章から受ける印象は、まず、リズムとテンポが心地よい。どのページも文字の配置が美しく、字面からとても軽やかで華やかな景色が浮かぶ。音楽を聴いてみると(哲学の先生からCDを借りた。クラシック通なのだ)、おぉ! 果たして、そこには文章から受けた印象と同じ! 美しい音楽が響き渡るじゃないの!
ピアニストという人たちは実にいろいろなことを考えながら演奏をしている。指使いはもちろん、腕や脚、つま先や踵といった身体の部分のこと、もちろん全身の使い方、身体とピアノとの関係のこと、さらには演奏用の椅子、会場や聴衆の雰囲気といった環境などに加え、作曲家の意思や昨今の名ピアニストによる名演の歴史まで考えたり感じていたりして弾いている。要するに、クラシック音楽の学問体系を背負って弾いていると考えられる。にもかかわらず、恍惚の表情を浮かべたり、無心のまま指はあたかも自動的に動いているように見えたりすることもあるのだ。
ピアノは競技と違って、速く弾けるほうがよいとか、大きな音で弾いたほうが勝ちとかで勝敗を決めるものではないが、これらの技術は演奏の表現力を左右することもあるためピアニストにとって重要なファクターの1つとなる。手(手のひら、手指の長さ)も大きいほうが、どうやら有利に働くようだ。

勝ち負け以前に
こうなると、「ピアニスト」を“アスリート”に置き換えて読みたくなってくる。
アスリートたちも、当然いろんなことを考えたり感じたりしながらスポーツをしている。外国人選手に比べて不利な身体特性を克服するため日々涙ぐましい努力を続けていることなど、共通点が多いように思う。出版物やブログから読みとる限りにおいて、計り知れない精神力や知性を感じさせるアスリートも数多く存在する。
その一方でアスリートの場合、教養だの科学だの品性だのを無視し、大学で何を勉強したのか、どうやって卒業したのかわからないようなヤカラでも、“プロ”になれたり、“世界”と戦えたり、“オリンピック”に出場できたりすることも、残念だがあり得る。ピアニストの場合、音楽の体系や教養を身につけることなく演奏の技術だけに優れていたとしても、大成することなどあり得ないだろう。
本書は一見難解な部分でも、確かな理論と教養に裏づけられた説明が、平易な文章で丁寧になされている。したがって、ピアノの経験やクラシック音楽の知識がなくても読むのに心配はいらない。ただし、専門的な知識や経験があったほうがより深いところに理解が及ぶであろうことは、ほかのどんな分野にも共通することとして容易に想像がつく。
スポーツを行うということは、勝ち負け以前に、身体運動を通して教養を身につけようとする行為にほかならない。才能やガムシャラな肉体的努力だけでなく、ちゃんとした教養を身につけるための努力が必要だ。そのほうが、アスリートである前に“人”としての人生が、実り多いものになるだろう。自戒の念も込めてそう思う。
(板井美浩・自治医科大学医学部保健体育研究室准教授)



青柳いづみこ著、B6判、329ページ、2,100円
中央公論新社

スタバではグランデを買え!

本書は経済学者である吉本氏が、生活の裏側から社会のしくみを紐解いている。
とくに私が注目したのは医療費の問題。現在は少子化を受けて、地方自治体で子どもに対する診療費や治療費を無料化にしようとする動きがある。
しかし、医療費が無料となれば小さなことでも診療を受けようと普通の人は考えるはず。また診察を受ければ薬も無料、つまり病院に行けば診察を受けたうえに市販されている薬を買わなくて済むわけだ。こうして単純に症状の小さな患者が増えると、診察時間までの時間が長くなるだけでなく、診察を受けるにあたって長期間を要する場合もある。それに加え日本の医師不足の現状は深刻化をたどっている。病院側も小さな症状を訴える患者が増えるため、あまり収入につながらないというサイクルができてくる。しかもその税金は今の子どもたちに後回しされるだろう。つまり著者が重要視する生活における取引コストは、あまりよくないということだ。
意外とわからないことが多い生活における取引コスト。本書は他にもさまざまな観点で経済を捉えている。私も買い物をする際に、サービスや商品はなぜこの値段なのかと考えるようになった(M)



吉本佳生著、B6判、284頁、2007年9月13日刊、1,680円
ダイヤモンド社(03-5778-7240)

貧乏人は医者にかかるな!

過激なタイトルと感じた方がいるかもしれない。しかし日本の未来はもっと過激なものかもしれない。
副題にあるように焦点は医師不足が招く医療崩壊。日本の医師不足は、地方における病院で2000年前後を境に叫ばれるようになり、ここ2~3年では都心部においても医師不足は問題視されるようになった。しかもアルバイト医師が急激に増えている現状がある。
そもそも医師はなぜ不足していると言われているのか。厚生労働省が主催する検討会でまとめられた2005~2006年度の報告書ではこうある。2004年で、医師の勤務時間を週48時間として必要医師数を計算すると医療施設に従事する医師数が25.7万人。それにたいしての必要医師数は26.6万人とある。つまり2004年の時点で9,000人の医師が不足の状態にあるのだ。現場での実感としては数万人不足しているという感覚。だが現時点の結論として(医師の需要の見通しとしては平成34年(2022年)に需要と供給が均衡し、マクロ的には医師数は供給されるという。
本書を読み進めていくと、国が考える医療の問題点は医師不足とはどうやら別のところにあるようである。今医療はさまざまな点で転換期にある。(M)



永田宏著、新書判、189頁、2007年10月22日刊、693円
集英社(03-3230-6393)

1日5分だけ! らく楽エクササイズ

本書はNHK教育テレビまる得マガジンにて、高齢者・低体力者向け運動プログラム「ココから体操」の理論と動きを取り入れた“らく楽エクササイズ”の番組テキストになっている。放送日時は以下の通り、2007年11月5日~11月23日(月~木の午後9:55~10:00)、12月17日~1月11日(火~金の午後2:55~3:00)。講師には梅田陽子氏・健康運動指導士・トータルフィット主宰。タイトルにあるように、1日5分だけでよい簡単なエクササイズが網羅されている。その内容もからだの各部位に着目したアプローチ方法や、左右・重心移動、前後・重心移動などのバランス感覚を磨く方法、また家事や、着替え、外出時、入浴時など日常生活動作のなかで行える筋トレを、計80ページにわたりカラーで紹介している。らく楽エクササイズの5つのポイントは、1. 呼吸には気をつける、2. 自分ができる範囲で筋肉を動かす、3. 動かす部位を必ず意識すること、4. 正しい動作で行い、姿勢を崩さない、5. 運動回数は自分のペースで行うこと、としている。からだを動かす時間がないのではなく、正しい方法を知っていればどこでもエクササイズはできるのだと実感できる内容だ(M)



梅田陽子著、B5変判、80頁、2007年11月1日刊、630円
日本放送出版協会(0570-000-321)

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