ストレッチは「できる、できない」ではなく、「やるか、やらないか」。やり続けることができるかにかかっている。
モデルは柔軟性の高い女性ではなく、体のかたいフツーのお父さんのイラスト。「これなら自分にもできるかも!」と思わせられる。ストレッチとは何か、体が柔らかいとなぜいいのかを、最新の運動生理学に基づき、わかりやすくのべている。
(平山美由紀)
伊藤氏によると、ストレッチングが苦手になる理由の1つに、ストレッチに関する書籍のモデルが、柔軟性が高いために、写真のような姿勢が取れないことではないかということから、あえて身体の固い人を起用してイラスト化している。
本書では、わかりやすい言葉や、具体的な例、Q&A方式を用いて、ストレッチングの意味や理論的裏づけ、活用場面に応じたストレッチングの具体的な方法について述べる。
若さを保ち、より伸ばしていくためのストレッチングということを一般向けにまとめている。
伊藤マモル 著
193ページ、新書判、756円
平凡社
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