これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司
トレーニングに関して、基本的な方法についてコンパクトにわかりやすくまとめられた一冊。一般向けの書籍で、対象は主に働き盛りの中堅世代である。しかし、学業や社業をこなし、トレーニングも行わなければならない学生アスリートや社会人アスリートにとっても参考になる考え方が盛り込まれている。たとえばタイムマネジメントやモチベーションの維持、環境整備については役立つだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:岩波書店
(掲載日:2009-12-10)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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基礎から学ぶ! 筋力トレーニング
有賀 誠司
パーソナルトレーナー資格取得のために、理解を深める参考書としてもってこいではないだろうか。
まず、冒頭では筋力トレーニングの効果が述べられ、筋肉の基礎知識へと入っていく。現代はこんなところまで一般の人が知り得るのか…、と指導する側の質(知識)の向上の必要性を感じさせられる。
次のプログラム作成方法は、基礎事項、一般向け、選手向けと、対象や目的に応じた例が多種紹介されている。
そして、実技編では基本事項と実技に分かれ、豊富な写真はスタート、フィニッシュ、NG、そしてバリエーションや補助の仕方も載っている。一部位のトレーニングでも、マシーンやダンベル、チューブ、自体重など、ツールもさまざまに紹介されていて、多様なシーンでの指導にすぐ役立ちそうだ。もちろん自分のトレーニングのバイブルとしてもグッドだ。これで1600円は安い。
(平山 美由紀)
出版元:ベースボール・マガジン社
(掲載日:2012-10-13)
タグ:トレーニング プログラム作成
カテゴリ トレーニング
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これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司
人間なら誰しも「今よりももっとよくなりたい、成長したい」という気持ちが心の奥底に必ずあると思う。だからこそ、そう感じられるものには時間も労力も惜しまず、自発的に行動し、継続することにも抵抗がなくなる。そしてそういう体験をすることで「新たな自分」に出会い「生きる活力」が生まれると思う。
筋トレとはまさにその代表格であると、本書を読むことで改めて感じることができると思う。
「見た目をよくするもの」や「競技選手のパフォーマンスアップ」などのイメージがある筋トレも、メンタル面や健康に対する影響もかなりの割合を占める。だからこそ性別・年代問わず実践してほしいものであるし、誰でもその効果を実感できるものである。
「体つきにはあなたの生き様が投影されている」(本文より)。身体を変えることで心も変わる。具体的なトレーニング方法はもちろん、筋トレがもたらす可能性と奥深さを感じることができる一冊である。
筋トレに30年以上も徹底的に向き合い、実践し、追求した筆者だからこそ伝えることができる内容である。アスリートはもちろんだが、忙しい毎日に追われている会社員の方、これから筋トレをやろうと考えているトレーニング初心者の方にはぜひ読んでもらいたい一冊である。
(磯谷 貴之)
出版元:岩波書店
(掲載日:2012-10-13)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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パワー獲得トレーニング よくわかるプライオメトリクス
有賀 誠司
「ストレッチ=ショートニングサイクル(SSC)を含む予備伸張または反動動作を用いて行われる、素早くかつパワフルな動作」(NSCA 決定版ストレングストレーニング&コンディショニング)と定義され、とくに競技力向上を求めるアスリートの間などではポピュラーに行われているプライオメトリクストレーニング。が、当然のことながら一般の人々はこうした説明をされてもピンとこないはずである。
一方で、「短時間内に最大の力を発揮する能力(爆発的パワー)を高めるための効果的なトレーニング法」(本書)という一説とともにサッカーやバスケットの競技動作のイラストや写真、さらには「爆発的パワー≒一般に言われるところの瞬発力」、といった説明まで添えられていたらどうだろう。少なくとも中高生の部活指導を担当する人や駆け出しのフィットネス指導者などは遥かにそれをイメージしやすいのではないだろうか。
本書は、そうしたわかりやすくかつ詳細な、おそらく我が国で初といってもいいであろう、一般の人も手に取れるプライオメトリクストレーニングの専門解説書である。著者は日本トレーニング界の第一人者、東海大学の有賀誠司助教授(当時、現在は教授)。冒頭で著者自身も述べているように、「専門用語が多く、非常に難解であった」プライオメトリクストレーニングを、豊富な写真とともに精選されたエクササイズ、付属のDVD、そして氏ならではの平易な言葉による解説で文字通り「分かりやすい」ものにしてくれている。
さまざまな科学的背景やエビデンスと切っても切れない関係にあるトレーニング業界だが、ともすればそれに固執するあまり「象牙の塔」から見下ろしているかのようなスノッブな解説に陥ってしまう危険性とは常に隣り合わせである。商品価値を持たされ、流行になってしまうトレーニングメソッドなどはとくにその傾向があるとも言える。
第一人者自らが「らしい」スタイルでそうしたリスクに対しても揺るがぬ姿勢を示してくれているようにも感じられる、嬉しい一冊である。
(伊藤 謙治)
出版元:新星出版社
(掲載日:2012-10-13)
タグ:プライオメトリクス
カテゴリ トレーニング
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スポーツのための筋力トレーニング練習メニュー120
有賀 誠司 石井 直方
トレーニングをどのように行えばよいか、種目の選択やメニューの組み立て方など、コンパクトにまとめた1冊である。
第1章では「筋力トレーニングの基礎知識」として、Q&A方式でポイントを押さえていく。第2章では「基礎的トレーニング」を45種目紹介。ここまででしっかりと基礎を固めることができる。これをベースに、専門的トレーニング、身体能力アップトレーニングを行っていくことができる。このほか、プログラムの組み方、スポーツ別のトレーニング、ストレッチなどについて紹介している。
各トレーニング種目のやり方についてはもちろん、その目的は何であるのかに注目しやすい工夫がされている。応用の利く考え方を身につけるために必要な体系的な知識をまとめているため、迷ったときに参考になるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:池田書店
(掲載日:2012-10-14)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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スポーツのための筋力トレーニング 練習メニュー120
有賀 誠司 石井 直方
筋力トレーニングがスポーツ選手から敬遠された時代は終わり、現在ではその重要性について疑問を呈する声もほとんど聞かれない。私の周りを見渡しても筋力トレーニングを定期的に実施する選手がほとんどであると感じる。一方で正しいフォームが理解できておらず、外傷が生じる可能性が高い危険なフォームでエクササイズを実施している選手は意外と多い。実際にスポーツ現場では筋力トレーニングによるスポーツ外傷も頻発しているようである。
本書は筋力トレーニングの指導書である。まず目につく特徴は、写真をふんだんに用い、かつ簡潔でわかりやすい文章によるエクササイズの説明がなされていることである。これは筋力トレーニングのエクササイズ種目を理解する際には大きな助けとなるに違いない。本書のような指導書には冗長な説明や溢れかえる専門用語はかえって理解の邪魔になる場合もあるだろうし、知識の少ない初級者の段階ではそれだけで読むことを敬遠したくなることさえあるに違いない。そういった意味で本書はこれから筋力トレーニングを開始しようというスポーツ選手にお勧めである。さらに、本書では正しいフォームを示すのみでなく、選手が犯しやすい間違ったフォームについても写真つきで例示されている。選手のトレーニングを指導する立場の方が一読されてもよいだろう。
本書の監修者である有賀誠司氏と石井直方氏は言わずと知れた筋肉、筋力トレーニングの専門家である。当然、読み進めればその内容は初級者のみを対象としたものではないことがわかる。また、その範囲は筋力トレーニングにとどまらない。ストレッチング、アジリティー、コーディネーショントレーニング、プライオメトリクス、ウォームアップ・クーリングダウンおよびプログラムデザインに及んでいる。いわば総合的なスポーツ選手のコンディショニングについて本書はカバーしているのである。
最後にはスポーツ別筋トレという項目が組まれており、各スポーツの競技特性を考慮してとくに推奨されるエクササイズが紹介されている。学生時代を柔道部で過ごした私としては、まず柔道の筋トレに目がいく。推奨エクササイズの1つに「柔道着懸垂」とある。これは鉄棒などに柔道着をかけ、襟または袖をつかんで行う懸垂のことである。手前味噌であるが、このエクササイズは私が以前指導していた大学柔道部のコーチが長年トレーニングに取り入れており、私もしきりに選手には勧めていた。書籍で推奨されると正直説得力が増すように思う。今度選手に「本でも紹介されてたよ」と伝えてみようかなとも思っている。
(越田 専太郎)
出版元:池田書店
(掲載日:2012-10-16)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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自分でつくる筋力トレーニングプログラム
有賀 誠司
現役でトレーナーをしている人たちでも頭を悩ませるトレーニングのプログラム作成について基本的な部分を抑えた本であり、プログラム作成の流れから始まり、基礎知識・年齢別・競技別の作成方法も記載されている。
この本の流れに沿ってプログラムの作成を行うことによって、自分に必要なプログラム作成ができるよう一つ一つ丁寧な説明や、エクササイズリストも掲載されているのでトレーナーなどをつけることが難しい選手たちにも読みやすい内容になっている。
また、プログラム作成でつまずきやすい問題のアドバイスも掲載されているため、現役トレーナーが行きづまった際に目を通す本としても役立つ。
(戸谷 舞)
出版元:山海堂
(掲載日:2012-10-16)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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パワー獲得トレーニング よくわかるプライオメトリクス
有賀 誠司
プライオメトリクスに関して、日本人によって記述されたおそらく国内初の専門書籍。カラー写真を多用し、動作のポイントを示すとともに、100種目について動画(63分のDVD)で確認できる。プライオメトリクスとは何かから始まり、導入にあたっての注意点、プログラムの組み方、実際の内容についてまとめられている。65の基本種目と、スポーツ動作に応じた専門種目に分けて丁寧に解説し、種目別のプログラム例も紹介している。トレーニング内容やコンディショニングに関して澤野大地選手(棒高跳び)へのスペシャルインタビューや、著者の有賀氏と東海大学バレーボール部との座談会も掲載。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:新星出版社
(掲載日:2007-11-10)
タグ:トレーニング プライオメトリクス
カテゴリ トレーニング
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競技スポーツ別ウエイトトレーニングマニュアル
有賀 誠司
トレーニングを通して、いかに成果に結び付けていくか。このコンセプトに基づき、トレーニングに関する理論をコンパクトにまとめ、代表的なスポーツ動作改善を目的とした専門的エクササイズを紹介している。これはスプリント、ジャンプ、方向転換など63種目にわたる。次にスポーツ競技に特化したトレーニング計142種目を紹介。動作ごとにウェイトトレーニングからプライオメトリックまでの組み立てが可能。示唆に富むコラムも参考となる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:体育とスポーツ出版社
(掲載日:2008-01-10)
タグ:トレーニング 競技別
カテゴリ トレーニング
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筋トレマニア 筋トレ用語事典
有賀 誠司
トレーニング指導を牽引する有賀氏が、トレーニング用語を整理し、「筋トレマニア」たちにも満足できる解説を行った。時代を超えて親しまれ、また研究が進み新たに生み出された中からピックアップして五十音順に並べた用語は、マシンや機器の名称、トレーニング方法や原則、スポーツ医科学用語、人物まで多岐にわたる。1つ1つの言葉の意味を正しく、詳細に説明するに留まらず、そのトレーニングを行う上での注意点、安全に行う工夫、上級者のための応用編といったプラスアルファがあるのが特徴だ。写真や図、コミカルなイラストも適宜添えられ、堅苦しくない。本書を片手に実際に動いてみようという気にさせられる。実践して初めて理解できることもある、とわかる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:ベースボール・マガジン社
(掲載日:2016-09-10)
タグ:用語 トレーニング
カテゴリ トレーニング
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ひと目でわかる バスケットボールの筋力トレーニング パフォーマンス向上とケガ予防の解剖学
ブライアン コール ロブ パナリエッロ 有賀 誠司 ウイリアム ウェザリー
本書は大きく分けて88のエクササイズと、それらがバスケットボールの動きとどう関わっているのかが記載されている。
形式としては、エクササイズの「実施方法」と「動員される筋肉」が解説され、「バスケットボールの視点から」という項目で、そのエクササイズで得られた能力が、バスケットボールのプレー中どのように発揮されるのか表現されている。
トレーナーとして拝読すると、選手にエクササイズを処方する際に、競技動作とかけ離れたエクササイズが、いかに競技につながってくるかを説明するときの情報として有効活用ができる。エクササイズの中にはバーベルやメディシンボールなどを使用するものが多く、自宅でできそうなものは20種類ほどであったので、トレーニングルームやフィットネスクラブなどを利用しているプレイヤーを対象とした内容であろう。実施方法については、至ってシンプルな記載であり、トレーニング初心者向けのものとなる。これから筋力トレーニングを実施しようとする方、または筋力トレーニングがいかにバスケットボールのプレーの向上に役立つかを感覚だけでなく、言葉として理解したいプレイヤー向けである。
冒頭にもお伝えした通り、指導者やトレーナーの方が読む際は、選手に筋力トレーニングをしてもらう際の言葉選びの参考にする事ができる。筋力トレーニングの指導にあたり「脚の筋トレをしよう」よりも「ドリブル時のカッティングを素早くできてケガの予防にもなるエクササイズをしよう」と伝えたほうが選手はモチベートされる。そういった「何のために」という目的意識を持った言葉がけに難渋しているバスケットボール関係者にはオススメの一冊だ。
(橋本 紘希)
出版元:大修館書店
(掲載日:2021-02-05)
タグ:バスケットボール
カテゴリ トレーニング
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競技スポーツのためのウエイトトレーニング ポイント整理で学ぶ実践・指導マニュアル
有賀 誠司
小誌で「パフォーマンスに活かす筋力トレーニング」を連載中の有賀氏による、アスリート向けの実践的な筋力トレーニング読本。「普及啓蒙」の時代から、効率的に実践し確実に成果を挙げる「発展」の時代に成熟したウェイトトレーニングについて、さらにはプログラム作成のための基礎知識などを網羅した。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:体育とスポーツ出版社
(掲載日:2001-10-10)
タグ:トレーニング
カテゴリ トレーニング
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ゼロからはじめる! 筋トレプログラムの作り方 フィットネス版
有賀 誠司
筋トレ初心者の人でも、自分自身のプログラムをつくれるようになる1冊。プログラムづくりの基本原則から手順、さらに年齢・体力・目的別プログラムのつくり方まで、図・イラストの具体例とともに紹介。
(月刊トレーニング・ジャーナル)
出版元:山海堂
(掲載日:2005-11-10)
タグ:トレーニングプログラム
カテゴリ トレーニング
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