小・中学生のための足がグングン速くなる本
伊東 浩司
走り方のコツや心の持ちようなどは、小学校の授業を振り返ってみると意外にもあまり取り上げられなかった印象がある。100mの日本記録保持者でもある著者は、「走ることを楽しいと思ってほしい」という願いをベースに、わかりやすくトレーニングのポイントをまとめた。紹介されるのはどれも今日から実践できるようなドリルばかりだが、表題のように「グングン」速くなるには、保護者をはじめとした周囲の大人の振る舞いがポイントになると説く。子どもたちが「できた!」「楽しい」「走りたい」と思えるようにすれば、自ら練習に取り組み自然とタイムは伸びていく。短距離走に限らず、スポーツがうまくなるコツ、選手との接し方に応用できる話が散りばめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-08-03)
タグ:トレーニング 陸上 ジュニア 走り方
カテゴリ 運動実践
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プロトレーナー木場克己の体幹パフォーマンスアップメソッド
木場 克己
パフォーマンスアップとタイトルにあるように、アスリート(週4日以上スポーツをしている人)をメインターゲットとしている。負荷の高いメニューも紹介されているため、トレーニング前の運動能力チェックやストレッチ、トレーニング後のマッサージ法も詳しく記載されている。
また、運動する習慣のある人でも、柔軟性、体幹力、バランス力、アジリティーの中では不得意なものがあってもおかしくないが、いくつかのステップに分けられていて弱点強化にもなる。
さらにその各ステップに一般の人向けの回数も記載されており、気軽に始められそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-10-10)
タグ:体幹 トレーニング
カテゴリ トレーニング
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小・中学生のための走り方バイブル
伊東 浩司 山口 典孝
タイトルにあるように、本書は小中学生を対象とした走り方のバイブル。著者は100mの日本記録保持者である伊東浩司・甲南大学教授。
最近は運動会のリレーで勝つために、スポーツ塾のようなものがあるが、走ることはとても技術が必要となる。ましてや、この年代、理想どおりに走らせるにはどうしたらよいのかと悩む保護者もいるのではないだろうか。
本書は次のような項目が設けられている。1. 体に力がみなぎる!ウォーミングアップ。2. 今より速くなれる“ステップアップドリル。3. 運動会でスターになろう。4. 走りを武器にいろいろなスポーツで活躍する。5. さらに上を目指す! 補助トレーニング。それぞれカラー写真や、イラストを用いて説明されているが、これに加えて120分のDVDつき。チャプター1. きれいな“走り”を身につけよう、2. 今の自分より速くなれる! ステップアップドリル、3. 運動会でスターになろう、4. もっとレベルアップしたい!補助トレーニング、と内容も盛りだくさん。また運動会などの一発勝負にどのように挑めばよいかの心理的なアドバイスもあり、子どもの可能性を広げるバイブルとなるだろう。(M)
2008年5月2日刊
(三橋 智広)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-10-12)
タグ:走り方 子ども
カテゴリ 運動実践
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サッカープレー革命2
河端 隆志 中村 泰介 小田 伸午 常足研究会
二軸感覚というキーワードですべてが語られている技術解説書の第3弾である。
トラップやキック、ヘディングなどサッカー特有のものもあるが、切り返し、フェイントなどは競技を問わずさまざまな場面で活用することができる。
トッププレーヤーの動きも解説されているが、彼らは二軸感覚という言葉は知らないはずだ。ではなぜこの動きになっているのか。その辺りにもう少し根本的なことが隠されているのかもしれない。
(澤野 博)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-10-13)
タグ:サッカー
カテゴリ 身体
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サッカープレー革命2
河端 隆志 中村 泰介 小田 伸午 常足研究会
プレー革命シリーズ第3弾となる本書は、『サッカープレー革命』『サッカートレーニング革命』に続くもので、サッカーにおける各種の動作について、動きづくりの観点から提案をしている。動きの解説には、分解写真とDVDによる映像が用いられている。
プロローグおよびパート1~6で構成され、最初に「二軸感覚」の走りについて説明し、ロナウド、メッシほか世界の一流選手の動きのポイントを簡潔に列挙している。パート1からは走り方について、紙コップを2列に並べてつぶしながら走る、などの具体的なトレーニング方法がある。ここでのポイントは「二軸」と「フルフラット」(足裏全体で着地すること)である。これを基本としてキック、フェイント、ヘディング、トラップなどについて解説している。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2009-05-10)
タグ:サッカー
カテゴリ 身体
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天才キッカー 岩本輝雄のサッカーキックバイブル
岩本 輝雄
サッカーの本場ヨーロッパで「うまい・賢い」と呼ばれる選手は日本のそれとは少し異なる。日本の場合はいわゆる足技に着目するが、ヨーロッパでは、どのような状況でもしっかりボールを止めて、蹴ることのできる選手を指すことが多い。この著書は、世界レベルを実体験として持っておられる岩本輝雄氏ならではの構成となっている。
岩本氏と言えば、日本代表に選出された94年以降、キック・シュート力の素晴らしさが群を抜いていた。今の若い世代の選手にはわからないかもしれないが、現在のJリーグの選手と比較しても、そのシュート力には目を見張るものがあった。
その岩本選手が現役時代、とくに重要視してきたキックとトラップのバイブルがこの著書である。本の最初に「止める、蹴るができなくては話にならない」と強調するほどこだわってきたキックとトラップ。そのトレーニング方法、各キックにおけるポイントとアドバイスが細かく説明されている。たとえば2種類のインステップキックに関しては、どの場面で用いるのか、という使い分けについても説明されており、キックと動作をうまく行うだけでなく、試合の中でそのキックをどのように活かして行くのか、という点まで考慮されている。この点は、選手のみならずサッカーを根本から理解したいと思っているトレーナー、トレーニングコーチの方にもお勧めである。
また、DVDによって文中の説明を動作として見ることもできるため、とくにサッカーを始めたばかりの選手には教本ともなり得る1冊である。
(太田 徹)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-10-13)
タグ:サッカー キック動作
カテゴリ 運動実践
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小・中学生のための走り方バイブル2
伊東 浩司
四股立ち、肩回しなど、小中学生に向けたわかりやすいエクササイズで、動きの意識を変えることで足が速くなることを目指す。バランスチェックやボール投げ、ラダーやペットボトルによる軽いウェイトを用いたエクササイズも紹介し、どのようにしてレベルアップを図ればよいかを教えてくれる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-10-13)
タグ:走り方
カテゴリ 運動実践
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体幹パフォーマンスアップメソッド
木場 克己
本の著者、木場克己氏は只今サッカー日本代表男女代表選手などをバックアップしていることやメディアなどでもよく目にすることもあり筆者の展開しているメソッドは私個人的にも以前から興味があることでした。本の題名から体幹という言葉で「体幹トレーニング」のことについて書かれているのだろうと想像するのはそんなに難しいことではないでしょう。そして「体幹トレーニング」について深く興味を持つ「アスリート」「指導者」「治療家」はとても多いと思います。
本書は「柔軟性」「体幹力」「バランス力」「アジリティ」の4つの要素の重要性を示しています。「柔軟性」「体幹力」「バランス力」「アジリティ」のコンセプトを各種トレーニング方法として4つの要素プラス「自分の身体を知ること」「クールダウン」のコンセプトを追加して6つの方法としてステップアップの方法・理論がわかりやすく説明されています。「体幹が弱いからパフォーマンスがうまく表現できていない」「体幹を鍛えればパフォーマンスがアップする」というようなことはいろいろな現場でよく聞きますが、そのフレーズが意図している結論に達することがなかなかないのが現実です。そんな難解なキーワードをわかりやすく明解に紐解いてくれる内容となっています。
体幹が表すものは非常に難しいです。簡単にイメージしやすいものがいわゆる腹筋運動が挙げられます。ただ体幹機能=腹筋運動すなわちお腹周りの筋力強化と捉えてしまうのは理解として必要十分とは言えないと思います。本書でも柔軟性(筋固定化→骨盤安定化→連動性)、バランス力(軸足→両足→全身)、アジリティ(軸のブレ→ステップワーク→連動性)というプログレッション方法が説明されていますが、腹部のみと捉えるような身体の一部分を指すということではなく全体として捉えているように受け取ることができます。さらにトレーニング=アスリートや若い世代のものという枠組みではなく、そのステージに合わせてアレンジされるべきですし、そして本の中ではアレンジの仕方についてもしっかりフォローされていますので、若い方から年配の方まであらゆるステージで体幹トレーニングを愛用するための入門書として最適な一冊ではないかと私は思います。
(鳥居 義史)
出版元:カンゼン
(掲載日:2013-04-10)
タグ:体幹
カテゴリ トレーニング
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天才キッカー岩本輝雄のサッカーキックバイブル
岩本 輝雄
サッカー日本代表への選抜経験もある岩本輝雄氏が、さまざまな種類のキックを基本から教えている。そしてトラッピングやコーナーキック、フリーキックなど、場面ごとのポイントも解説。これらはDVDでも動画を見ることができる。各プレーに対してワンポイントアドバイスがついているため、どのような感覚で蹴るのかがわかりやすい。フリーキックの科学というコーナーでは、浅井武氏(筑波大)の解説記事も掲載されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2008-06-10)
タグ:サッカー
カテゴリ 運動実践
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健康力を上げるスロ-ジョギング
田中 宏暁
ジョギング、ランニングブームがよくテレビで取り上げられ、マラソンにチャレンジする人が多くなっています。私のまわりでも、「ジョギングはじめてん」「今度マラソンの大会にでるねん」という声をよく聞いています。しかし、その分、膝が痛い…、腰が痛い…という声も増えています。
ではスロージョギングとはなんでしょうか。これは字のとおり「ゆっくり走る」です。膝が痛い、腰が痛いと言われる人の多くが、「最近始めたんよね」という人たち。最初はどうしても張り切り過ぎて、ゆっくり走っているようで結構スピードが出てしまっていたりします。
本書はロンドンオリンピック男子マラソン代表の藤原新さんのアドバイスとともに、スロージョギングのポイント「歩くスピードで」ということや考え方、マラソンにチャレンジする人へのアドバイスなどが掲載されています。
指導者の方でしたらよりわかりやすくアドバイスできる、一般の人であればより楽しんで目標を達成できる。また、今からジョギングを始めようかなと考えておられる人が楽しく、安全に続けられる。そんな一冊になっています。
(大洞 裕和)
出版元:カンゼン
(掲載日:2014-01-29)
タグ:ランニング ジョギング
カテゴリ 運動実践
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小・中学生のための足がグングン速くなる本
伊東 浩司
走り方のコツや心の持ちようなどは、小学校の授業を振り返ってみると意外にもあまり取り上げられなかった印象がある。100mの日本記録保持者でもある著者は、「走ることを楽しいと思ってほしい」という願いをベースに、わかりやすくトレーニングのポイントをまとめた。
紹介されるのはどれも今日から実践できるようなドリルばかりだが、表題のように「グングン」速くなるには、保護者をはじめとした周囲の大人の振る舞いがポイントになると説く。子どもたちが「できた!」「楽しい」「走りたい」と思えるようにすれば、自ら練習に取り組み自然とタイムは伸びていく。
短距離走に限らず、スポーツがうまくなるコツ、選手との接し方に応用できる話が散りばめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2012-09-10)
タグ:走り方 子ども
カテゴリ 運動実践
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健康力を上げるスロージョギング
田中 宏暁
適切な運動が健康によいとわかっていても、なかなか腰を上げられない人が多いのではないだろうか。ジョギングは手軽に行える種目と言えるが、その一方で運動が好きでなければ「苦しいもの」というイメージも根強い。そこで本書では「ラクに」、つまり無駄なく、楽しく走るスロージョギングのコツを紹介している。まず正しい姿勢や適切なスピードを知る中で、苦手意識を取り除いて走る習慣を身に付けることができたら、次の段階としてトレーニングを取り入れたり、食事管理との組み合わせへとステップアップできる仕組みだ。フルマラソン完走も目指すことができる。
毎日はトレーニング指導を行えない場合に重要となる、セルフコンディショニングを取り入れてもらうきっかけとなってくれそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2013-01-10)
タグ:スロージョギング
カテゴリ 運動実践
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骨盤おこしエクササイズ
中村 考宏
骨盤に焦点を当て、日常の不調やパフォーマンスの改善を狙った一冊だ。
まず自分の股関節の位置の確認から入っていく構成は運動の苦手な人もスムーズに取り組めそうだ。骨盤を正しい位置に置き、それを保つには身体全体のバランスがポイントとなることがわかる。上級者向けとして著者が取り入れている「割」メソッドも紹介されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2013-05-10)
タグ:骨盤おこし コンディショニング
カテゴリ 運動実践
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ドライチ ドラフト1位の肖像
田崎 健太
日本プロ野球新人選択会議、通称ドラフト会議。毎年ドラフト会議で指名された若者たちだけがプロ野球の門をくぐることができます。選手たちにとって野球をやる上で憧れのプロの世界に入るために指名を待つ儀式でもあり、球団にとっては有望な新人を獲得し、より強いチーム編成をするうえでもっとも重要な行事でもあります。
毎年数十人の選手が指名される中、ドラフト1位は12人だけ。当然それぞれの球団においてもっとも期待がかかり、注目を受けます。
ドライチ(ドラフト1位)で指名された選手の中で期待通りの活躍をする選手もいれば、期待外れに終わり寂しく球界を去る選手もいます。その中の8人の選手にスポットを当て、決して報道されることのなかった真実を取材したノンフィクション。
実力不足・不運・タイミングの悪さ・人との出会い・転機。ここの登場する選手の運命みたいな要素は意外なほど一般社会のそれと変わりありません。プロ野球に入る人なんて特別な人であるという認識は読んだ後も変わりませんが。
ただ私たちと大きく違うのは、眩いほどの輝きを放っていることで、これがドライチの背負うものだと確信しました。多くの人が集まってきて、いろんなことを言われ、特別な経験をしています。それなのにテングになるでもなく、冷めた目で周りを見ていたり、狼狽したり、振り回されたり。あまり楽しそうな印象はなさそうです。引退してから取材されたから冷静に振り返っているというのもあるでしょうが、人間、急に持ち上げられるとかえって警戒心を抱いてしまうのかもしれません。
好きな球団を言ったら逆指名と書かれ、ありもしないトレード話をさも真実のように書かれたり、本人にしたら人間不信になってしまうのも無理のないところ。ケガで思うように練習ができずあったはずの伸びしろも削られてしまうのは残酷としかいいようがありません。それでも生きていかないといけないわけですからいつまでも下を向いているわけにはいきません。当時誰にも言えなかった本音もあらためて聞くと身につまされ、印象が少し変わりました。
長距離打者として期待された元木選手(元巨人)も生き延びるために「くせ者」の道を選んだり、登場する8人が王道をまっすぐ歩んでいったわけではないところに、この本の見どころがあるように感じました。
エールとも感じられる筆者の文章は、同時につまづきながらも頑張って生きている私たち読者へのエールだと受け止めました。
(辻田 浩志)
出版元:カンゼン
(掲載日:2018-06-16)
タグ:プロ野球 ドラフト
カテゴリ スポーツライティング
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ジュニアサッカーバイブル 小学生指導の実践Q&A
平野 淳
監修であるファンルーツが開催したコーチングフォーラム、ジュニアコーチ座談会などで関わった500名を超える日本のジュニアサッカー関係者の悩みを集約したQ&A集。保護者も必携の 1 冊。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:カンゼン
(掲載日:2005-04-10)
タグ:サッカー 小学生
カテゴリ 指導
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サッカープレー革命
常足研究会 小田 伸午 小山田 良治 木寺 英史 五味 幹夫
左右の軸を切り替えていく“二軸動作”をサッカーのプレーから捉え、国内外のトップ選手にみられる動作の特徴をわかりやすく解説。さらに二軸の感覚やイメージを養う理論と実践も紹介。
(月刊トレーニング・ジャーナル)
出版元:カンゼン
(掲載日:2005-12-10)
タグ:サッカー
カテゴリ 運動実践
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高校野球界の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意
大利 実
野球を見ていると「投げた」「打った」というわかりやすいプレーの結果を追いがちですが、そういう見方をしていると勝敗に一喜一憂してしまうような気がします。もちろんそれも野球の重要な要素ではありますが、本書を読んで思ったのは、あまり注目されない走塁にも野球の醍醐味があったことです。これは観戦する側の感想ですが、実際にプレーなさっている方にとっては心が震えるほど野球の難しさと面白さに触れられるのではないでしょうか。
最近はこういった表現をあまり耳にしなくなりましたが、「走塁の虎の巻」と呼べる一冊です。塁間を駆け抜けるのに必要なのは足の速さ。そう思っていましたが、ボールを打った瞬間からバッターはランナーとなるという言葉はまさにその通りであって、足が速かろうと遅かろうとランナーである以上走らなければなりません。ホームランを除いては、いくら打っても塁間を走りホームに戻ってこないと点は入りません。ここを原点とする以上、走塁を軽んじることはできません。
本書の内容は高校野球の監督たちが走塁についてそれぞれの考えを述べておられますが、走力を高めるための練習法もあれば、走塁技術の解説もあります。話はそこにとどまらず野球観であったり、心理戦であったり、相手に対しての観察眼であったり、野球の神髄とも言えそうなお話もあったりして、あまり詳しくない私でもドキドキするような大切なお話もあります。そういった深いお話に感動しながら読み進めると、最後に登場するのは高校野球ではなく中日ドラゴンズの荒木雅博コーチ。言わずと知れた往年の名プレイヤーです。現役時代、盗塁するときはバッターやキャッチャーの方を見ず、キャッチャーのミットの捕球音で状況を判断し、ショートを守っている選手の目線や動きで打球の行方を判断したそうです。どこまで奥行きが深いのでしょう。
(辻田 浩志)
出版元:カンゼン
(掲載日:2023-06-30)
タグ:野球 走塁
カテゴリ 指導
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