スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会

スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会

ARFA第42回研修会 企画案

「スポーツ傷害の予防 ―科学的知見と実践の融合―」

当会は、その名のとおり「スポーツ選手のためのリハビリテーション」について研鑽を積み重ねてまいりました。多職種の集まる当会では、スポーツ復帰に向けたリハビリテーションを多角的に研究し、多くの会員が研究成果を共有してきました。得られた知見は、全国のスポーツ現場で活用されています。
発足当初から研修会の企画内容において「再発予防」は常に重要なキーワードでした。現在では「スポーツ外傷予防」という概念として広く浸透し、さらなる研究が進んでいますが、予防率は未だ数十パーセント程度にとどまり、停滞が見られます。これは外傷の発生要因へのアプローチに加えて、スポーツ動作そのものの質に着目する必要性を示しています。
本研修会では、合理的な動作・スポーツ動作への理解を深め、リハビリテーションのみならず予防のためのトレーニング、現場での応急処置や対策など、各段階での動作改善と予防の関係性を考える機会とします。多くの会員の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

第42回研修会会長 伊藤 浩充(甲南女子大学 看護リハビリテーション学部)

ARFA第42回研修会

開催要項





【開催概要】
日時:2026年3月1日(日)10:30〜16:20
会場:甲南女子大学 1号館6階(兵庫県神戸市)+ オンライン配信(Zoomミーティング)
定員:会場参加60名/オンライン参加60名
参加費:
 会  員:3,000円
 一  般:5,000円
 学  生:3,000円
 ※大学院生は含まれません

【申込み】
Peatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/4671239

【申込受付期間】
2026年2月20日(金)23:55まで

【プログラム】
10:00〜10:30|受付
10:30〜11:30|研修会長講演
「スポーツ傷害予防のための段階的運動療法」
講師:伊藤 浩充(甲南女子大学 看護リハビリテーション学部)
12:30〜14:00|特別講演
「合理的なスポーツ動作を理解する」
講師:廣瀬 勝弘(京都産業大学 現代社会学部)
14:10〜16:10|シンポジウム:スポーツ傷害への各現場での取り組み
スポーツ現場における重症外傷への初期対応と準備
 伊藤 渉(新潟リハビリテーション大学 医療学部)
大学スポーツにおけるスポーツ傷害予防のための身体・運動・動作評価
 前田 慶明(広島大学大学院 医系科学研究科)
陸上長距離選手の傷害復帰期トレーニングプログラム
 舌 正史(京都鞍馬口医療センター)
16:10〜 閉会式/16:20〜 総会