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ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。

最新スポーツ医科学ハンドブック
坂本 静男

英語のタイトルは“Benefits and Hazards of Exercise”。
この訳が副題(スポーツの効果とリスク)に該当する。
「スポーツ医科学ハンドブック」と解するより、副題のままだと思ったほうがよい。
内容もほとんどが内科的な問題を扱っている。
例えば、キーワードで拾うと、健康増進、身体活動、プライマリケア、突然死、高齢女性、高血圧、糖尿病、オーバートレーニング、ウイルス疾患など。

監訳者の坂本氏は本誌の連載も執筆中で、その第1回(2月号)で本書の内容について触れ、「スポーツ施設での運動より、むしろ家の周辺で自由にできる運動を勧めたほうが継続性が高い」という叙述を挙げている。
このように、本書は「効果とリスク」のみならず、身体活動について心理学的側面からもアプローチしている。
また、カコミ欄の内容が面白い。
例えば「米国および英国の公衆衛生責任者は、……“すべての成人は1週間のうちほとんど毎日(5日間)、中等度の強度の身体活動を30分間以上行うべきで ある”という、健康メッセージを奨励してきた。このメッセージにもかかわらず、英国人(70%)、および米国人(60%)の多くは非活動のままである」 (P.42)。
各章には問題と解答が用意され、理解を助けるのに役立つ。"
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:ナップ

(掲載日:2001-11-24)

タグ:内科 スポーツ医学 リスク  
カテゴリ スポーツ医科学
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運動とスポーツの生理学
北川 薫

 体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズと題されたその第1巻。
 この分野では著名な市村氏という編集者が自ら興した出版社の最初の書でもある。本文は97頁で、比較的「薄い」本であるが、この薄さが逆によい。
 運動生理学の本は「3頁読むうちに眠くなる」と言った人がいるが、大事な分野を面白く、要点をわかりやすく解説する本は稀であるのも事実。
運動生理学と解剖・機能解剖は不可欠であるのに、入門者用の好書が少ない。その意味で、この本はコンパクトに基礎がまとめられていて好感が寄せられる。どんな本も読まれなければ意味がない。少しずつでも、また必要に応じて読むため、そばに置いておきたい本である。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:市村出版

(掲載日:2001-11-24)

タグ:運動生理学 入門  
カテゴリ 運動生理学
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骨格筋と運動
跡見 順子 大野 秀樹 伏木 亨

 これも本誌連載中の一人、跡見氏が編者に加わっている「身体運動・栄養・健康の生命科学Q&A」シリーズの最新刊。既刊では『活性酸素と運動』『栄養と運動』がある。
 さて、本書。月刊スポーツメディスンの連載を愛読されている人なら、『骨格筋と運動』がこれまでの力の発揮という視点で書かれてはないことは容易に理解されであろう。
 跡見氏は、「骨格筋が発揮する大きな力の向上に目を向けるよりも、動物の本質を発現する意味での運動と骨格筋に、そしてその大きな適応能力の機構に目をむけようではないか」(P.8)と記しているが、「パフォーマンスの向上」を第一とする競技スポーツの世界では、この声はなかなか届きにくい。
 だが、身体運動、身体活動について、「世界記録」という高みにではなく、細胞レベルでの生命の営みそのもの、またそれが意味する「生きていること」、ひいては「動いているから生きている私」というほっとするような核心、誰もが必ず持つ「身体」という広がりへの関心のほうが高まってきた。
 両者は喧嘩し合うものではないが、とっつきにくい「生命科学」も「生命」を扱っているのであるから、生きとし生きるものすべてに関係することなのだと思えば、親近感がわいてくるのではないか。
跡見氏の連載の「副読本」にもなる1冊。ただし、やや専門的。それゆえか、価格もちょっと高いかも。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:杏林書院

(掲載日:2001-11-25)

タグ:筋 運動 生命科学   
カテゴリ 生命科学
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生命の文法
中村 桂子 養老 孟司

叢書「生命の哲学」の1巻。
『ゲノムを読む』などの著書で知られる中村氏と解剖学者であり、『唯脳論』で知られ多方面で発言している養老氏の対談をまとめたもの。
DNAの二重らせんを発見したワトソンが、「あなたの生涯で最大の業績はなんですか」と聞かれて、『二重らせん』という本を書いたことだと言ったとか(中村)、「私は、生物物理学というのはあったらおもしろいな、と思っているんです。
人間の身体を本当に古典力学的に調べようと思ったら、けっこうたいへんなんです。
関節にどれだけの力がかかっている、とか、あるいは筋肉が分子の関わり合いで発生した力学的力を、どういう形で最終的にマクロな運動までもっていくかとか、実は誰もまじめに調べていないんです」(養老)など、楽しく、重要な話が続く。
副題通り、生命と情報がメインテーマだが、読み進むうちにとんでもなく面白い時代になってきたとワクワクさせられる。
対談なので気軽に読め、編集部による注も随所にあり、2回の対談ではあるが中身は濃い。

中村桂子、養老孟司著 B6判 162 頁 2001年3月1日刊 1900円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:哲学書房

(掲載日:2001-11-25)

タグ:対談 生命科学    
カテゴリ 生命科学
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測定と評価
山本 利春

 月刊スポーツメディスンに連載中の山本氏の著書。著者は勤務する国際武道大学で新入生約550人を対象に測定と評価を実施している。測定のみならず、即座にフィードバック、その後もそのデータを活用している。その経験が本書のベースである。
 それだけに、単に頭でのみ考えたことではなく、現場ではどうなのかが語られていて参考になるところが多い。例えば、東大式の7項目にわたる関節弛緩性テストは、「できた!」と喜ぶ学生もいるといった笑い話のようなことも、現場では重要な話となる。
 もちろん、科学的データの取り方、活かし方がメインであって、それらは「サイドストーリー」であるが、「言われていること」「語られていること」と現場での実際とのギャップは意外に大きい。「現場を知る」意味でも参考になる。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2001-11-25)

タグ:測定 評価  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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スポーツと芸術の社会学
井上 俊

マーティ・キーナートはMSNのコラム「イチロー、メジャー8試合目で伝説となる」で、4月11日オークランド戦の8回裏の三塁への完璧な送球について、「イチローが右翼から送球した場面は、額縁に入れてルーブル博物館のモナリザの隣にに飾っておくべきだ。それくらい美しかった」というシアトル・ポスト新聞のジョン・ヒッキーの言葉を紹介している。

著者は京都大学大学院教授で日本スポーツ社会学会会長でもある。
スポーツ社会学はまだ新しい学問だが、「社会制度としてのスポーツというとらえ方によって、社会学という学問の枠組みにフィットする形でスポーツを扱うことができるようになり、したがってスポーツ社会学という領域が確立し、その研究分野も広がってきた」と言う。
しかし、1970年代から社会学そのものの理論的枠組みが変化、それに対応してスポーツという現象を捉え直すと、例えば現象学的社会学のパースペクティブからは制度よりむしろ「体験」としてのスポーツ、解釈学的立場からは「テクスト」としてのスポーツという捉え方が出てくると言う。

「……つまり、社会学が単に既成の理論の適用によってスポーツを分析するというだけではなく、逆にスポーツ体験の分析が社会学に跳ね返って社会学の理論を豊かにしていく、そういう可能性がひらかれてくるのではないか」

「スポーツ○○学」は数多い。
だが、単に対象がスポーツになっただけで、まさに「既成の理論の適用」であることも少なくない。
その意味で著者が言うその「可能性」は魅力的である。
冒頭に挙げたキーナートのコラムには、イチローの送球に対する見方が数多く紹介されている。
これも「スーパープレー」をその場でみるという「体験」と理解できる。
収録の「武道のディスクールにおける『自然主義』」はおすすめ。

井上 俊著 四六判 202 頁 2000年11月30日刊 1900円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:世界思想社

(掲載日:2001-11-25)

タグ:社会学 体験   
カテゴリ スポーツ社会学
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「やせ願望」の精神病理
水島 広子

副題は、「摂食障害からのメッセージ」。
特集のテーマで取材しながら、とある書店で見つけた書。
「(特に女性は)やせているのが、美しい」という価値観は比較的最近のものである。
データでも男は中高年で肥満が目立ち、女は特に若い層でやせているのが目立つ。
1998年の国民栄養調査でも、20代と30代の女性はやせ続けていることが示されている。
また、女性では70代を除くすべての年代で2人に1人は「自分のことを太っている」と思っているそうだ。

この本は、副題が示す通り「摂食障害」がテーマになっている。
著者は、まだ日本には専門的な医療機関が少ないこともあり、「不治の病」という印象があるが、摂食障害は治ると言う。
スポーツの世界でも摂食障害は問題になりつつある。
直接スポーツ選手の問題を扱っているわけではないが、摂食障害とは何か、本人はどうすればよいのか、周囲の人はどう対応すればよいのかがわかりやすく症例とともに紹介されている。

水島広子著 新書判 250頁 2001年4月27日刊 660円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:PHP研究所

(掲載日:2001-11-25)

タグ:摂食障害 女性   
カテゴリ
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「ゼロ成長」幸福論
堀切 和雄

「ゼロ成長」幸福論堀切 和雄帯に「僕たちは『経済化』されすぎた」とある。
著者は言う。

「もうみんな、疲れてきたのかも知れない。『大競争』とか、『グローバル化への対応』とかいった、結局誰のためなのかわからない題目に」

「そうは言っても稼がねばならないのが現実なのだから、低空飛行でもいいから、仕事はしよう。あるいは、真剣に仕事をしよう」

NPO で働く人の話も出てくるが、要は経済のみに支配された「薄い人生」ではない人生を生きようと言う。
そしてこう締めくくる。

「そうやって各自がそれぞれの場所で工夫すること。『経済化』される以前の、自分自身の人生の物語を思い出し、紡いでいくこと。それがこの、長く続く革命の原動力の、すべてなのだ」と。

バブル期は「お金! お金! お金!」で、今のデフレ期は「お金…、お金…、お金…」。
「お金より楽しく野球をしたい」とアメリカに行った“並”の野手、新庄選手の人気が急上昇している。
直接スポーツやスポーツ医学に関係のない本なのだが、実は結構関係あると思い紹介した。

堀切和雄著 B6判 214頁 2001年4月10日刊 571円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:角川書店

(掲載日:2001-11-25)

タグ:経済 成長   
カテゴリ 人生
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スポーツ外傷学
黒澤 尚 星川 吉光 高尾 良英 坂西 英夫 川野 哲英

スポーツ外傷学黒澤 尚 星川 吉光 高尾 良英 坂西 英夫 川野 哲英スポーツ外傷学

この「スポーツ外傷学」全4巻で約1300頁になるが、現在の我が国におけるスポーツ医学の書籍で最も充実したものと言えるだろう。

第28号でも記したが、主として日本体育協会スポーツ診療所に関わってきた整形外科医、理学療法士をはじめ、トレーナー、トレーニング指導者などが執筆、医師のみならず、スポーツ医療全般に関わる人にとってまさに「座右の書」となっている。

『概論」の序で黒澤氏はこのシリース独自の目的についてこう記している。
「まず、スポーツによる外傷を専門に研究する学問を『スポーツ外傷学』と命名し、従来整形外科、腹部外科、胸部外科、内科、形成外科、眼科、泌尿器科、婦人科、リハビリテーション等々の専門にとらわれない命名とした・・・・・・従来あいまいに使われていた外傷、障害(はたまた傷害)という言葉に代わって、 1回の外力で生じる病態を急性外傷、軽微な度重なる外力によって徐々に引き起こされる病態を慢性外傷とできるだけ呼ぶことにした。第2に、スポーツ外傷治療のゴールはスポーツヘの復帰と定めて、そのために必要な事項は全て記載しようと意図した。・・・・・・第3には、スポーツ外傷の予防という内容をできるだけ盛り込むようにしている。・・・・・・」

全体は2色刷りで、多数コラム的な内容も収録されている。
この全4巻を手にすると、日本の「スポーツ外傷学」はこのシリーズで1つの頂点を極めたという気がする。
それだけの成果であり文句なくおすすめしたい。

黒澤尚、星川吉光、高尾良英、坂西英夫、川野哲英編
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:医歯薬出版

(掲載日:2001-11-25)

タグ:外傷    
カテゴリ スポーツ医科学
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免疫・「自己」と「非自己」の科学
多田 富雄

『免疫の意味論』『生命の意味論』で知られる著者のNHKブックスの1冊。
能にも通じる著者は最近『脳の中の能舞台」(新潮社)という本も出しているが、本書は『免疫の意味論』をかみくだいた書とも言える。
1998年春に放映されたNHK教育テレビ「人間大学」での12回の講義がべ一スになり、大幅な加筆改訂に3年を費やして完成。
「『人間大学』は、一般の市民の方に学問や文化の現在をわかりすくお話しするというのが目的である。お引き受けしたとき私は、長年研究してきた免疫学なのだから、高校卒業ていどの若者や、文科系の人たちにも充分わからせることができるという自信を持っていたが、放送が始まってみたら、そうはいかなかった」(あとがきより)と記し、著者はこの反省から、学生やパラメディカル、生命科学に興味を持つ文科系の学生に必要で充分な免疫学の基礎知識を伝えることができる本になったと言う。
 とは言え、免疫はそう簡単ではない。細かなところはわからなくても、いかに複雑で多様な系であるかがわかるだけでも見方が変わる。インフルエンザにかかって、治るまでを免疫学的に解説したところなどは、今度かかったらじっくり観察し、ヘタなことはしないでおこうと思わせる。生命のすごさ、それを発見してきた人間のすごさを知ることができる。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:日本放送出版協会

(掲載日:2001-11-25)

タグ:免疫   
カテゴリ 生命科学
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1人前100円 なんで美味いの?
魚柄 仁之助

 スポーツ栄養学の本ではない。よく知られた魚柄氏の本の文庫化されたもので、「安い、うまい、簡単(手抜き)」メニューがイラストと独特の文章で紹介されている。
 どれも、「うまそう~」と思うし、「今度やってみよう」と思う。もちろん、栄養も考えている。おまけにだいたい1人前100円だから、散財には至らない。著者は農学部中退で、栄養学も自分で勉強した。実家は日本料理屋。古道具屋さんで、元自転車屋さんで、元経営コンサルタントで、剣道や居合をやり、ギターを弾き、手旗信号の名人でマラソンと駅伝と落語が好きで、酒飲みなどなど。いろいろなことができる人である。
 この人の古道具屋にいろいろな人が訪れ、その人に食べるものをつくってやる。そういうストーリーが多い。
 例えば、カルシウムが足りない女性にこういうものをつくる。
 「タダ同然の大根葉を小さなみじん切りにしておいて中華鍋に入れるですよ、その上にザク切りキャベツをバサッ。お玉1杯の水か酒かワインをかけ回し、ふたをして中火にかける。5分そこそこでふたをとり、フライ返しでかき混ぜる。さて、そこで決め手のコウナゴやちりめんじゃこ、こいつをドバッと入れる。小さな桜エビや姫エビなんぞもカルシウムがぎょうさん入っとりますけん、あったら入れちゃり。あとは強火でひたすらかき混ぜ、水気が抜けてきたら塩コショウやしょうゆ、ソース等でお好きな味に仕上げてくださいまし。仕上げにゴマ油をちょっこと入れたり、すりゴマを振りかけるとますますうもうなりますわい。アツアツのヒジキ飯とこのカルシウム妙めをバホバホ食べとりゃ元気にもなりますわい」(「ダイエット失敗女」より)
 これなら誰でもできる。もっと豪華なメニューもある。自分で材料を買ってきて、目分でつくれば安くてうまい。ちょっと皮肉にも各メニューには料理店で食べたらいくらという価格もついている。からだに気をつけるのがスポーツ選手なら、自分が食べるものくらい自分でつくってもよいだろう。全部、レシピはイラストにもなっている。これを読むと、多分、少し人生が変わる(かも)。

魚柄仁之助著 文庫判 270頁 2001年5月15日刊 514円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:徳間書店

(掲載日:2001-11-29)

タグ:料理 栄養学   
カテゴリ
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女は女が強くする
井村 雅代 宇津木 妙子 五明 みさ子

 シドニーオリンビックで多くの人に「鳥肌が立った」と言わせたシンクロの井村さん、ソフトボールの宇津木さん、シドニーでは団体5位に終わった新体操の五明さん。この3人の女性指導者に月刊スポーツメディスン連載中の山田ゆかりさんが取材、聞き書きというスタイルでまとめられたもの。
 まず、このタイトルに「う~ん」とうなる人も少なくないだろう。
「そうだな」と思う人もいるだろう。でも、女が女として女を主張するという感じの内容ではない。むしろ逆か。
 井村さんも「けれども、これからのスポーツ界は、女だから男だからということにとらわれてはいけないのではないでしょうか。両性の協力によって世界に立ち向かっていかなければならない時代に来ていると思います」と「まえがき」に記している。だが、女の指導者なんてという言われ方はまだある。もう男と女にこだわるのではなく、でも男と女とは何なのかと考えたい。
 誤解のないように言うと、この本は女性指導者の姿をたんねんに話を聞きながら、やはり女性のライターがまとめたものである。
スポーツ界の人にとっては「コーチングとは何か」というテーマでも読める。
 今の若い人への接し方の参考にもなるだろう。ビジネスでも活かされるだろう。でも、ここはストレートに、指導者が選手に、どう考えどう接しているか、その姿そのものを知ることに意味があるととっておきたい。3人の指導者みな魅力的である。強く、しかも誰もがやはり悩んでいる。スポーツをすること、そのスポーツを指導すること、それをもう一度考えることができる本。

井村雅代、宇津木妙子、五明みさ子著 四六判 208頁 2001年7月12日刊 1400円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:草思社

(掲載日:2001-11-29)

タグ:女性 指導 シンクロナイズドスイミング ソフトボール 新体操   
カテゴリ 指導
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コンディショニングとパフォーマンス向上のスポーツ栄養学
樋口 満

 スポーツ栄養学に関心を持っている人は多いが、難しい本や一般向けはあっても、これからしっかり勉強しようという人向けのテキストは意外に少ない。栄養学の一分野としてではなく、「コンディショニングとパフォーマンス向上の」ためにスポーツ栄養学を知りたいという人にはおすすめの本である。
 ところどころにコラムがあり、これが現場で生じる疑問に答えるようにできている。
(例えば、Q5:筋肉づくりをするためには肉をたくさん食べなければならないか?)
 サプリメント・栄養補助食品のとり方、外食・コンビニ食と栄養バランス、スポーツ選手の栄養教育・食事指導という身近な内容の章も含まれ、勉強のためのテキストではなく、十分実践を意識していることが読み取れる。

樋口満編著 B5判 152頁 2001年5月1日刊 2500円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:市村出版

(掲載日:2001-12-03)

タグ:スポーツ栄養学  
カテゴリ
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ヒトゲノム 解読から応用・人間理解へ
榊 佳之

 副題は「解読から応用・人間理解へ」。
 ヒトゲノムについては、2000年6月26日、日米英仏独中の6カ国からなる国際ヒトゲノム計画プロジェクトチームとアメリカのバイオベンチャー企業セレラ・ジェノミクス社が、それぞれヒトゲノムの全貌を明らかにしたことを宣言した。
 だが、これで何もかも終わりではない。DNAの配列(シークエンス)がほぼわかっただけで、これからの課題のほうが大きい。だから「ポストゲノム」ではなく「ポストシークエンス」と言うべきなのだと著者は言う。
 ITの次はバイオだと言われ、大型書店では「生命科学」あるいは「遺伝子」というコーナーが設けられている。しかし、その割にはまだ一般的にはあまり理解されていない。
 もちろん、その内容が複雑であり、やさしく書かれた本でも実はある程度知識がないと理解できないという事情もあるが、この本はその中でも比較的わかりやすい。副題の通り、ヒトゲノムの解明が何につながるのかが、これまでの歴史(その中での日本人研究者の業績も含め)とともに語られる。
 著者は、東京大学医科学研究所教授、理化学研究所ゲノム科学総合研究センタープロジェクトディレクター。生物学と情報科学の両方の知識のある人、あるいは両者の共同作業が必要だがその人材が不足しているという指摘もある。
 とても身近な問題として、生命科学あるいはヒトゲノムを捉えておくのは、何もスポーツ医学関係者に限ったことではなく、生命である「私」なら当然と思うのだが・・・。

榊佳之著 新書判 198頁 2001年5月1日刊 700円+税
岩波書店
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2001-11-29)

タグ:ゲノム 遺伝子 DNA  
カテゴリ 生命科学
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からだを動かすしくみ 運動生理学の基礎からトレーニングまで
中本 哲 井澤 鉄也 若山 章信

 大学、短大、専門学校で運動生理学やスポーツ生理学の講義経験から「用語が理解できない」「今どこの部分を勉強しているのかわからない」「今の内容はどこに関連しているのかわからない」という声に応えようとしてまとめられた1冊。
 従って、新しい内容というより、基礎をできるだけ簡潔にまた必要なことはもらさないようにという配慮がなされている。

「3頁読めば眠れる」というこの分野の本は、読む側の問題もあるが、書く側の問題もある。それでなくても本は読まれない時代。これから各方面で「読ませる」努力が必要になっていくだろう。

中本 哲、井澤鉄也、若山章信著 B5判 138頁 2001年1月22日刊 2500円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:杏林書院

(掲載日:2001-12-02)

タグ:生理学 トレーニング  
カテゴリ 運動生理学
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腰痛
三木 英之 蒲田 和芳

 横浜市スポーツ医科学センターの整形外科医と理学療法士による書。
 ぎっくり腰や慢性腰痛を中心に、痛みが起きたときの対処、日常生活でのケア、予防などが2色刷りで示されている。

 高度な内容を一般向けにわかりやすく表現しようとしている。
1章は腰痛の仕組みと原因
2章は診断と治療
3章は症状からみた腰痛のタイプと特徴
4章は家庭ででぎる腰痛対策(急性腰痛)
5章はその慢性腰痛編
6章は運動療法でストレッチ、筋力強化運動(マシーンも)、有酸素運動をイラストで解説。

 腰痛に関する正しい基礎知識と運動による対応を知るうえで役立つ。

A5判 200頁 2000年12月20日刊 1200円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:高橋書店

(掲載日:2001-03-15)

タグ:腰痛 トレーニング ストレッチング 
カテゴリ スポーツ医科学
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身体感覚を取り戻す
斎藤 孝

 1960年代、アメリカのカウンターカルチャーは日本にも大きな影響を与えた。
「大人がつくった社会の抑圧や管理から自分の肉体を解放していくというのが、カウンターカルチャーの軸であった。文字通りそれは、すでにある権威に対してカウンター(対抗)としての性格をもつものであった」(序章より)。
 この世代が親の世代になって、「親が親らしくなくなった」。その結果、生きていくうえでの基本をしっかりと躾けるという親の役割が軽視され、身体文化も伝統の継承が行われなくなったと言う。その日本の伝統的な身体文化が「腰肚文化」なのだと言う。
 著者は「身体感覚の技化」という表現もとっている。歩く、立つ、坐る、そして息の文化。自ら、身体を用いて、様々な技法を経験したうえで語っていく。明治や昭和の人々の写真も巧みに引用しつつ、21世紀の身体をみる。
 現在の日本人のからだには「中心(芯)感覚が喪失」しているという言葉は、身体のみならず社会全般にも言える。からだから考える。その意味がよくわかる本。おすすめ。

B6判 248頁 2000年8月20日刊 970円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:日本放送出版協会

(掲載日:2001-03-15)

タグ:身体感覚 伝統 
カテゴリ 身体
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ミトコンドリアと生きる
瀬名 秀明 太田 成男

 昔、生物で習った「ミトコンドリア」について知っている人は多い。本書にも記されているが、若い人に対して行ったアンケートでもなんと80%は「知っている」と回答。
 ところで、ミトコンドリアの色は? となると、多くの人が「緑」と答える。理由は、ミトコンドリアに「ミ・ド・リ」の文字があるからだそうで、また話題になった映画『パラサイト・イヴ』でもミトコンドリアは緑のイメージで統一されていたそうだ。
 実際に生きている細胞のミトコンドリアは赤茶色で、これは鉄分を含んでいるから。
 その映画『パラサイト・イヴ』のもとになったホラー小説を書いたのが瀬名氏で、一方の太田氏は、日本医科大学教授で『ミトコンドリア病』などの著書もあるミトコンドリア研究者である。ミトコンドリアはエネルギーの生産工場として知られているが、実はそれだけではない。また、DNAというと細胞核内のものを考えるが、ミトコンドリア内にもあり、ミトコンドリアDNAと呼ばれる。
 これらが生体に対して大変な仕事をしている事実がどんどん発見されている。長距離ランナーのミトコンドリアDNAの塩基配列を調べると、ランナーに比較的多くみられるミトコンドリアDNA配列は、なんと鳥類のそれと同じだった(鳥類は活性酸素がつくられにくく酸素消費量が多いわりに寿命が長い)というような話もあり、生命科学の面白さを満喫することができる。

B6判 221頁 2000年12月1日刊
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:角川書店

(掲載日:2001-03-15)

タグ:ミトコンドリア 
カテゴリ 生命科学
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なぜ婦人科にかかりにくいの?
まつばら けい わたなべ ゆうこ

 ほとんどの人は、お医者さんにかかった経験がある。また、お医者さんの言うことがよくわからなかったり、わからないのに質問できなかったりという不本意なあるいは不安な、不満な思いをした人も多い。
 この本は、言うまでもなく「婦人科」の話である。著者のまつばらさんは、子宮・卵巣がんのサポートグルーフ「あいあい」の主宰者、わたなべさんは子宮筋腫・内膜症体験者の会「たんぽぽ」の元中心メンバー。著者2人の対談、Q&A(回答は著者2人)、コラム、そして女性医師リストなどの資料、この4つの要素でうまく、面白く構成されている。
 一言でいうと、生々しい、あるいはとても現実的である。それはそうだ。こと自分のからだに関わることで、しかも「婦人科」で、あまりおおっぴらにはできないことを、はっきり言うのだから。
 例えばQ「月経中に受診してもかまいませんか?」A「もちろん!でも抵抗があるなら相談を」とあり、さらに細かく解説がつく。対談は女性同士、経験者同士で、細かいところまで話し込まれる。男性には直接は役に立たないだろうが、医師とのつぎあい方としては多いに参考になる。お医者さんにも読んでほしいと思う本。

四六判 216頁 2001年7月22日刊 1400円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:築地書館

(掲載日:2002-10-03)

タグ:婦人科 
カテゴリ 医学
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武藤教授の転ばぬ教室 寝たきりにならないために
武藤 芳照

「お年寄りは、転ぶと骨折、それっきり寝たきり」というストーリーが一般に広く流布している。実際、そういう例も確かに見聞き、あるいは身近に経験する。
 だが、著者は言う。「老人の骨折が治らないのではなく、『治らない』という思いが、治らないような方法を選択しているのです」。
 老人でも手術など、きちんと対応すれば、骨折は治る。「手術はかわいそう」と、結局「治らない」方法をとり、それが寝たきりにつながっていく。
 そのきっかけが転倒。では、人が転ぶとはどういうことか、どういう人が転びやすいのか、転ばないためにはどうすればよいか、転んでも起きればいい、これがこの本の主旨である。転倒予防教室を実践してきた著者らが、「暮しの手帖」の世界で、わかりやすく、それを語る。スポーツ医学は人をハッピーにするものである。
「人が転ぶ」という事実に目を向け、転ばない教室にまで育て上げた。
 本誌の主旨でもあるが、社会に貢献できるスポーツ医学がここにもある。だが、そうなると「スポーツ医学」という言い方もそろそろ変えたほうがよいのか、そういうものがスポーツ医学だと認知されるか、どちらか。
 いずれにせよ、「転ぶ」「転ばぬ」とスポーツ医学は大いに関係がある。

A5判 192頁 2001年6月21日刊 1619円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:暮しの手帖社

(掲載日:2002-10-03)

タグ:転倒予防 スポーツ医学 
カテゴリ 運動実践
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還暦ルーキー
平山 讓

 副題に「60歳でプロゴルファー」とある。主人公、古市忠夫は兵庫の県立高校では野球部で活躍。しかし、肩を傷めて辞めた。もう一度と立命館大学ではボート部。
京大に勝ち、早稲田に勝った。のち30歳でゴルフを始めた。お金持ちではなく、むしろ貧乏。小さなカメラ店のおやじであった。そしてあの阪神淡路大地震にあう。
 消防団員でもあった古市氏は必死で、かつ冷静に救命活動を行った。このくだりは正直読むのがつらい。「ここは地獄や」という言葉だけ紹介しておくが、やはり永遠に記憶に留めるべき事実と改めて思う。
 家もなく、何もなくなったが、車だけは残った。そのトランクになんとゴルフクラブがあった。古市は、これで家族を養うことを決意する。60歳のプロ挑戦。その最終日、もうだめだと思う大ピンチに出会う。1回のミスは失格を意味する。
 結局そこから奇跡のリカバリー、そのあと「これは入る」という奇妙な感覚が続く。
そして合格。
 こう書くと簡単だが、読めば必ず勇気づけられる。気持ちがシャンとする。保証します。

四六判 216頁 2001年4月15日刊 1500円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2002-10-03)

タグ:ゴルフ 
カテゴリ 人生
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江戸人の老い
氏家 幹人

 また寿命が延びたそうだ。 100歳を超える人は日本に13,000人以上いるとも言われる。1947~51年の「団塊の世代」もすべて50歳代になった。一方で、老人医療費は、国民医療費の約1/3(約10兆円)を占め、しかも年々増加している点が間題にされている。
 では江戸時代はどうだったのか。この本、タイトルそのもので、江戸時代の「老人」を描写する。70歳で約7万字の愚痴に満ちた遺言をしたためた老人(実は、極めて著名人)、ひときわ体格に優れ、圧倒的な筋力もあった徳川吉宗の「中風」後のリハビリテーションの模様、そして老後も「不良隠居」などと言い存分に楽しんだ人たち。文献から浮かび上がってくるこれら「老人」の姿は実に興味深い。
 いかなる人も老いていく。そして、確実に死ぬ日を迎える。それは誰もが知っていることである。
 では、実際に老いていく自らをどう処していくか。あるいは「平成人の老い」と「江戸人の老い」は何が違うのか。この本を読みつつ、つらつら考えるのもよいだろう。

新書判 212頁 2001年3月1日刊 660円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:PHP研究所

(掲載日:2002-10-03)

タグ:加齢 江戸 
カテゴリ 身体
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ボディ・ランゲージ 現代スポーツ文化論
アンドリュー ブレイク 橋本 純一

 ボディランゲージというと、仕種による表現と受け止める人も多いだろうから、副題も同時に掲げた。この副題のほうが内容に則している。英語の副題は"The Meaning of Modern Sport"である。
 ボディランゲージとは、ここでは「スポーツは身体によって語られる優れた言語である」という意味である。
 多くの身体論やスポーツ論があるが、この1冊は格別読みごたえがある。ドーピング問題1つにしても、すでに単にフェアプレーやスポーツマンシップという概念だけでは論じきれない。生化学始め、遺伝子およびその操作、再生医療などの問題と絡んでくるのみならず、脳のほかは機械でもよいと宣言する科学者も出てきている現在、ことはスポーツに限定して語れない。
 著者は、英国キングアルフレッズ大学のカルチュラルスタディーズ学部の教授である。体育・スポーツやスポーツ社会学という分野ではなく、カルチュラルスタディーズという学部からこの問題が提出されたことは、いわば当然であり、われわれはこれまでとは違うスポーツの見方に出会うことになる。これまでとは異なるが、居心地の悪い視点ではなく、むしろすんなり受け入れることができる。
 スポーツ新聞やスポーツ雑誌、あるいはテレビのスポーツ番組の報道や論調に腑に落ちないものを感じている人にはぜひ読んでいただきたい。

B6判 352頁 2001年3月30日刊 2800円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:日本エディターズスクール出版部

(掲載日:2001-11-15)

タグ:カルチュラルスタディーズ スポーツの意味 
カテゴリ 身体
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遺伝子 vs ミーム
佐倉 統

 著者は理学博士で、もともとの専門は進化生物学だが、科学史や科学論の領域に焦点を移し、生物学の理論受容史や科学技術と社会のあるべき関係を探索中とのこと。
「ミーム(meme)とは、文化的情報の伝達単位である。生命情報の単位が遺伝子であることからのアナロジーとして連想されたもので、言い換えると、文化システムを生命システムからのアナロジーで記述するための基本的な概念である」(P.13)
 この概念は「利己的遺伝子」で知られるR・ドーキンスが考えたもので、批判もある。だが、ここでは著者のこの言葉を引用しておきたい。
「ぼくはミームという概念の有効性は、定量的な記述や予測などではなく、比喩やアナロジーにもとづく問題発見能力にあると思う」(P.214)
 物を考える視点(あるいは技術)はいくつも持っているほうがよい。学問もスポーツもミームに満ち溢れている。簡単に読めるようで、考えるところが多く残される本である。

新書判 230頁 2001年9月1日刊 1000円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:廣済堂出版

(掲載日:2001-11-15)

タグ:遺伝子 
カテゴリ 生命科学
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生活習慣病を防ぐ七つの秘訣
田上 幹樹

 生活習慣病の予防・改善は簡単である。生活習慣を改めればよい。では、なぜ問題になるか。生活習慣を改めるのはとても困難だから。
 たいていの人は、何がからだに悪いかだいたいわかっている。食べすぎ、運動不足、喫煙、度の過ぎた飲酒、睡眠不足などなど。生活習慣病は自覚症状がないまま進行するので、気がついたときは「大変!」な状態で、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病という「死の四重奏」が代表例である。だが、多くの人は「よい習慣」も実は知っている。その逆だからである。
 この本は、その「わかっちゃいるけどやめられない」状態からどう抜け出すかを、脅すでもなく、諭すでもなく、多くの症例と、著者の病院でとったアンケートの結果を示しつつ、「あ、みんなそうなのか、そうすればいいのか」とすんなりわからせてくれる。そこがすごい。
 本書によれば、1975年から25年を経た現在、牛肉の輸入量は10倍、豚肉が4倍強、鶏肉は20倍になっている。また、高血圧患者3000万人、うち治療を受けているのは750万人(25%)、同様に糖尿病は1400万人に対して218万人(約15%)、高脂血症患者2700万人に対して500万人(約20%)とのこと。
 もちろん運動についての章もあるが、この本1冊を読むと相当勉強になる。700円では安い買物です。

新書判 222頁 2001年9月20日刊 700 円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:筑摩書房

(掲載日:2012-10-03)

タグ:生活習慣病 
カテゴリ 医学
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高齢者の転倒とその対策
眞野 行生

 やや刊行年度が古いが、前号(月刊スポーツメディスン34号)で若干引用しただけなので、改めて紹介しておきたい。
 著者は北海道大学医学部リハビリテーション医学講座の教授で、従ってリハビリテーションの立場から転倒についてまとめられている。高齢者の転倒と特徴、高齢者の転倒と骨折、高齢者の転倒への対策、障害(疾患)別にみる転倒とその対策の4章に、「高齢者の転倒とその対策」に関する基礎研究という付章が加えられている。
 編者は、転倒の要因として、1)高齢に伴う立位能、歩行能の低下、2)各種疾患に伴う立位能、歩行能の低下、 3)廃用性症候群を引き起こす状態におかれた場合、4)転倒しやすい環境による影響などを挙げている。
 前号を読まれた方にはおわかりだろうが、これら要因およびその表現に編者の立場や視点がよく表れている。編者を含め33人による執筆で、整形外科、内科、リハビリテーション医学、神経内科、看護学、理学療法学など各方面からの記述で構成されている。高齢者の転倒について知るのに欠かせない1冊である。

B5判 274頁 1999年12月15日刊 5600円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:医歯薬出版

(掲載日:2001-11-15)

タグ:高齢者 転倒予防 
カテゴリ 医学
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声に出して読みたい日本語
齋藤 孝

 この著者の本『身体感覚を取り戻す』はすでに紹介した。その本では「腰肚(こしはら)文化」と「息の文化」という言葉が日本の文化の柱として使用されている。
「かつては、腰を据えて肚を決めた力強さが、日本の生活や文化の隅々まで行き渡っていた。腰や肚を中心として、自分の存在感をたしかに感じる身体文化が存在していた。この腰肚文化は、息の文化と深く結びついている。深く息を吸い、朗々と声を出す息の文化が身体の中心に息の道をつくる。……身体全体に息を通し、美しい響きを持った日本語を身体全体で味わうことは、ひとつの重要な身体文化の柱であった」(P.202 より)
 本書では、日本の古典、漢詩はもとより、口上、浪曲、いろはかるたなど、様々なジャンルから引用、暗唱、朗誦を勧める。
 今、漢詩や芝居の文句を日常の会話にはさむ人は少なくなった。「言ってもわからない」から。平均的素養はかなり低くなったとも言えるし、コンピューターやTVゲーム、ケイタイなどデジタルなものが、その代わりになっているとも言える。
 だが、やはり文芸廃れて国滅ぶ、と言いたくなる。なにより、生活での会話がつまらなくなる。先日みたテレビで渡辺貞夫さんが小学生にタイコを教えていたが、まず大きな声を出させた。でも出ない。「もっと大きく」「もっと大きく」と繰り返した。なかなか大声を出せない子ども。やがて大声が出せるようになる。それは必ず、身体と動作のありようと関係しているだろう。
「少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず」と、朗誦し、やや老いた身体を伸ばしてみた。確かに、声は身体の一部であると納得する。

四六判 214頁 2001年9月18日刊 1200円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:草思社

(掲載日:2001-12-15)

タグ:声 
カテゴリ 身体
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情報文明の日本モデル
坂村 健

 直接スポーツ医学とは関係がないが、本誌で片寄氏が連載しているテーマと重なること、また誰もがITを避けて通れない時代であるため、この本を選んだ。副題は、「TRONが拓く次世代IT戦略」。
 TRON(The Real-time Operating system Nucleus)を考案した著者の最新刊の書である。TRONはすでに携帯電話などで広く実用化されているオープンシステムであるが、ここでは、それについてより、別の観点で興味深いところを紹介しておきたい。
 著者は冒頭、「アメリカ・モデルを追いかけても意味がない」と言い、IT革命で世界をリードしたアメリカを見習う論調に首をかしげる。2000年1年間でアメリカのドットコム企業は220社以上が廃業、2001年は8月までで410社以上が破綻。ウェブでの無料サービスも、無料ニュースサイト、無料プロバイダもすべて失敗。このモデルを追求しても、だめだ。日本のモデルを創造することが必要だと言う。
 そこで、著者は遺伝子研究から、脳内物質のセロトニン受容体が少ない人は保守的で、新しいものに挑戦したがらないという傾向が強いという結果を掲げ、そのセロトニン受容体が少ない遺伝子を持つ人はアメリカでは全体の約50%、日本では90%以上にのぼるという事実(どう確かめたかは不明)を挙げる。だが、日本はチームでやれば、独創的なこともやってのける。そのよさを活かそうと言うのだ。
 また、多くの人がよく指摘する日本人の戦略のなさ。これについて、「それ以上に問題なのは、戦略の前提として『何のために勝つのか』という哲学もないことである」と喝破する。
 スポーツでは「勝つために」がすべてのことが多い。「何のために勝つのか」と問う人はいない。勝つことを目標とするのが、スポーツだからだと。だから、負ければ終わりだが、勝っても終わりである。それもよさだが、一度は「何のために勝つのか」と考えてもよいかもしれない。
 意外にこの本、情報だけを扱ってはいない。いや、そもそも「情報文明」とはそういうものだということだろう。

新書判 226頁 2001年10月29日刊 600円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:PHP研究所

(掲載日:2001-12-15)

タグ:情報 
カテゴリ その他
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頂上対談
ビート たけし

 13人のゲストとの対談集。うち5人がスポーツ。長嶋茂雄、中田英寿、長谷川滋利、桜庭和志、古田敦也である。
 ビートたけしは、映画監督・北野武でもあるが、草野球チームを持ち、最盛期は年間150試合以上をこなしたという。本人はピッチャーで120kmは出るというから大したものではある。
 気軽に読めるが、相手がビートたけしなので、対談相手の意外な面を知ることができる。サッカーの中田選手とは野球の試合をやったあとの対談。

たけし:三角形の駐車禁止みたいなカラーコーンがあるよね。その間をパスしながら、「あんた走って行きなさい」っていう練習よりも、四人で球取り合いしたほうがいいと思うんだけれどな。あのコーンは何だ、あの間を抜けるようなゲームがどこにあるんだ(笑)。縦に選手が並んでいるわけがねえだろうって。

中田:練習をおもしろくするということを、ほんと知らないですよね。おもしろくやることがどんなに効率いいかってことを全然わかっていない。言われたことを一生懸命やって、いい結果が出るとは限らない。(P.119より)

 軽く読めて、結構面白くためになる。長谷川選手のメジャー話、古田選手のキャッチャー話、桜庭選手のトレーニング話、長嶋元監督はもう言うまでもない。対話もスポーツだとわかる本である。スポーツ医学に関わる人にもおすすめと思い、紹介。

四六判 286頁 2001年10月20日刊 1300円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:新潮社

(掲載日:2001-12-15)

タグ:サッカー 野球 
カテゴリ 指導
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手軽な運動で腰・ひざ・肩の痛みをとる
黒田 善雄 三木 英之 蒲田 和芳 小倉 孝一

 横浜市スポーツ医科学センターの医師、理学療法士、運動指導員による本。
 冒頭で「本書の特徴」として「運動療法で健康的な生活を」の一文を掲げ、「腰やひざの痛みや肩こりで悩んでいらっしゃる方々に、この本に書かれている運動をぜひ行っていただき、より健康な生活を送っていただぎたいものです」と記す。
 つまり、この本は腰・膝・肩に関する「運動療法」が主体であり、そのためイラストが豊富に使用されている。運動を示す本ではあるが、その医学的根拠や注意点など、運動療法を指導するうえでも参考になる。
 なぜ、その運動がよいのか、なぜ注意が必要な運動動作があるのかについても説いていく書で、スポーツ整形外科的知識も得ることができる。
 生活習慣病予防のための運動も、こうした整形外科的疾患の予防のための運動も、運動であることに変わりはなく、今後は両者の知識が総合的に含まれた運動、あるいは運動療法へと発展していくのではないだろうか。

A5判 200頁 2001年12月1日刊 1300円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2002-01-15)

タグ:腰痛 膝 肩 
カテゴリ スポーツ医科学
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「わかる」とは何か
長尾 真

 「あいつはわかってない」「それでわかった」「そうだろうと思うけど、でも分からない・・・」
 私たちの日常「わかる」という言葉を頻繁に使う。「分かる」は「分ける」であるとも言われる。だが、「わかる」とはいったい何がどうなることか。
 このテーマに、現在京都大学総長である著者が平明な記述で挑んだ。著者の専攻は「情報科学」であり『人工知能と人間』『電子図書館』などの著書もある。
 当然、1つの科学分野のみで語れる話ではない。大きな章題を並べると、「社会と科学技術」「科学的説明とは」「推論の不完全性」「言葉を理解する」「文章は危うさをもつ」「科学技術が社会の信頼を得るために」の6つ。
 その「言葉を理解する」の章で、著者は「わかる」というレベルを説明し、「第一のレベルは、言葉の範囲で理解することであり、第二のレベルは、文が述べている対象世界との関係で理解することであり、さらには第三のレベルとして、自分の知識と経験、感覚に照らして理解すること(いわゆる身体でわかる)というレベルを設定することが必要であろう」と記している。
 そして、科学技術の文章においては、第二のレベルまでの理解でよいとしつつも、第三のレベルの理解が必要という場面も出てきたとする。「たとえば遺伝子操作、クローン生物、臓器移植、脳死判定といった問題になると、理屈の世界でわかっただけでは私たち人問は納得できず、感情的体験的世界においても納得することが必要であり、これを避けて通ることができなくなっているのである」日々接する情報の量は夥しいが、「わかる」ものは実は少ない。「わかること」から考える必要は確かにある。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2002-01-15)

タグ:科学 理解 
カテゴリ その他
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高齢者の転倒
レイン ティディクサー 林 泰史

 副題は「病院や施設での予防と看護・介護」。この副題が本書の特徴をずばり表現している。
 月刊スポーツメディスン34号の特集でも示した通り、各方面で転倒予防教室が展開されている。監訳者は、介護予防、老人保健事業では健康教育と機能訓練項目として組み込まれているが、残されているのは病院にいる約63万人の高齢患者、介護施設にいる約63万人の虚弱高齢入所者から要介護高齢入所者に対する転倒予防策だと言う。また、多くの病院での事故の3割以上が転倒で占められるのではないかと言う。
 本書は、そのために書かれたティディクサーの名著を日本語として読みやすく理解しやすく翻訳したものとのこと。
 確かにその通りで、本文は適所にイラストがあり、文章も平易に書かれている。また、付録として、「行為・状況別動作遂行能力検査」「歩行補助具の高さ設定法」「歩行補助具の使用法」「転倒・骨折防止」「ケーススタディ」などがあり、とても実践的な内容になっている。

B5判 174頁 2001年12月7日刊 3000円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:メディカル出版

(掲載日:2002-01-15)

タグ:転倒予防 
カテゴリ 医学
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思想する「からだ」
竹内 敏晴

 『「からだ」と「ことば」のレッスン』(講談社新書)などの著書で知られる著者の新著。あれこれ言うより、著者の言葉を引こう。それのほうがわかる。
 「いずれにせよ、『からだ』の対極に『ことば」を置くと見えて来る地平に私は生き始めており、『からだとこころ」を対にする地平は私に遠い、というよりは、そこには生きていない、と言うことであろう(P.115)
 かつて聴覚言語障害者であり、弓道にも打ち込み、演劇にも深く関わる著者の「ことば」、あるいは「声」への言及は深く身体に問いかけてくる。思いもかけない「からだ」の発見。あなたは、どんな声でどんなことばを日々投げかけているか…。

四六判 238頁 2001年5月10日刊 1800円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:晶文社

(掲載日:2002-01-15)

タグ:身体 言葉 
カテゴリ 身体
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イチローUSA語録
デイヴィッド シールズ 永井 淳 戸田 裕之

 昨年アメリカの主として新聞に載ったイチローに関する記事をイチローの言葉をメインに編集したもの。右頁は日本語で、左頁には英語の記事が収録されている。
こうして年間の記事を読むと、イチローが当初は軽く見られつつも、やがて驚異の活躍をしていく様が改めてわかる。
 それ以上に、イチローの「言葉」が新鮮である。もちろん、これはイチロー自身の言葉というより通訳を介しての表現なのだが、イチローは時にとてもユーモラスであり、時に深遠でもある。
 足の裏をマッサージするのに使っている器具の名前を聞かれたときの彼の答えは「木です(Wood.)」。質問の意味がよくわからないというより、どうもマスコミの執拗な質問をうまくはぐらかすのが得意のようである。
 「彼はメディアの扱いに慣れているし、彼の発言のいくつかはむしろアメリカのファンのあいだで彼の人気を高めるのに役立っている」(ジム・アレンの解説より)
 アレンの指摘で書き出しておきたいのは「イチローがメジャーリーグに惹かれた理由の一つに、大リーガーはプロフェッショナルと見なされていて、何者であるかではなく、何をするかで判断されるということがある」という一文。一流は何を語るかも問われる。イチローは疑いなく一流と改めて知ることができる。

新書判 206頁 2001年12月19日刊 660円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:集英社

(掲載日:2002-03-15)

タグ:野球 イチロー 
カテゴリ 人生
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タンパク質の生命科学
池内 敏彦

 脚光を浴び、ほとんど毎日のように報じられる生命科学だが、専門的で複雑なため、一般には理解しにくいことが多い。だから、勉強したくない、関連書も読んだけれどわかりにくいからもう読まないという人も少なくないだろう。
 この本は、書名通りタンパク質を生命科学の視点で述べているのだが、「はじめに」のむすびで著者は「これから、タンパク質の構造と機能を中心にタンパク質のすべてを解説していきたいと思う」と記している。この自信のすごさ。
 だが、それは期待を裏切らない。全3章で構成、1章では「タンパク質とはどのようなものか」で、まさにもつれた糸をほどくかのように語っていく(2章は「タンパク質と遺伝子」、3章は「タンパク質と生命」)。文化系の人でも、こう説明されれば容易に理解できるだろう。酸とは何か、酸化とは何か、という昔習ったかもしれないことをちゃんと整理しつつ、解説を進めている。驚く腕前である。
 「ある程度知識のある人が読むのだろうから、基礎知識までは触れません」と言わず、難しいことを「これならわかるでしょ」とわかるように説明している。それでいて内容は極めて高度である。
 著者は、京都大学ウイルス研究所、大阪大学蛋白質研究所を経て、現在関西大学工学部教授。「説明する」ということのお手本のような1冊である。

新書判 210頁 2001年12月29日刊 800円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:中央公論新社

(掲載日:2002-03-15)

タグ:タンパク質 
カテゴリ 生命科学
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スポーツ外傷・障害の理学診断・理学療法ガイド
臨床スポーツ医学編集委員会

 臨床スポーツ医学の第18巻臨時増刊号。序文で、身体各部位の機能解剖と理学的診断法での共通認識が必要であるのに、専門の解剖書や手術書は多くあっても、「スポーツでの動きやスポーツ外傷・障害を考慮した機能解剖や理学的診断に関する書籍を見いだすことは容易ではない」と記されている。この点を考慮してまとめられたのが本書である。
 3部構成で、I部は「機能解剖」、II部は「診断・評価のための基本テクニック」、III部は「事例解説」である。整合性を持たせるため、I部とII部は同一の著者が担当している。III部は数年にわたり連載された外傷・障害別のアスレティックリハビリテーションを一部手直しし、具体的疾患に対してのリハビリテーションメニューが理解できるようにしたとのこと。
 現場復帰に至るまでのアスレティックリハビリテーションが重要と長く指摘されてきて、多くの人が研究、臨床、教育に携わってきたが、この1冊はその1つのまとめになっている。
 注文をつけるなら、機能解剖が60頁足らずのボリュームでやや物足らない。多分、それだけで膨大な1冊になり、かつ映像も不可欠なものなのかもしれない。これについては、今後の成果に期待したい。

B5判 436頁 2001年11月30日刊 7000円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:文光堂

(掲載日:2002-03-15)

タグ:理学診断 スポーツ外傷 スポーツ傷害 
カテゴリ スポーツ医科学
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高血圧の医学
塩之入 洋

 30歳以上の日本人のうち、約3300万人(男性1600万人、女性1700万人)が高血圧であると推定されている。平成8年度の高血圧性疾患受診患者数は749万人、これは3300万人の22.7%にしかすぎない。高血圧を放置すると、脳血管障害、心臓病、腎臓障害、血管障害などを合併するリスクが高くなる。では、高血圧とわかった人はどうすればよいのか。
 この本には「あなたの薬と自己管理」という副題がついている。高血圧に関する知識全般と、特に薬について詳説し、生活習慣改善の仕方や自己管理のあり方を説いている。もちろんこれらの知識があれば、高血圧の予防にもつながる。
 高血圧が広く知られるようになって100年、日本では近代的な治療が開始されて50年。薬の開発もどんどん進んでいるようだが、運動療法指導管理料がまず高血圧を対象としたことからわかるように、運動や食事、喫煙なども大きく関係する。少しでも気になる人は読んでおいたほうがよい。

新書判 236頁 2002年1月15日刊 780円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:中央公論新社

(掲載日:2002-03-15)

タグ:高血圧 
カテゴリ 医学
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自分を守る患者学
渥美 和彦

 副題は「なぜいま『統合医療』なのか」。著者はヤギを使った人工心臓の実験で世界記録を作ったことで広く知られている。東京大学医学部医用電子研究施設の教授、施設長を歴任、退官後の平成10年に「日本代替・相補・伝統医療連合会議」を設立。現在もその理事長で、平成13年には「日本統合医療学会」を設立し、代表を務めている。
 この略歴で、本書のアウトラインが掴めた人もいることだろう。Complimentary and Altemative Medicine(相補・代替医療)という言葉をすでに見聞きした人は多いだろう。長いので通称CAMとも表記される。何に対して相補・代替なのかというと「西洋医学」である。いわば現代の西洋医学以外の医療がCAMになる。例を挙げると、中国・インドなどの伝統的東洋医学、ハーブ、鍼灸、瞑想、音楽、指圧、あるいは手かざしまでも含め、あらゆる医療行為がCAMに含まれる。
 著者は、特に日本ではCAMについてあまりにも身近であることもあって、諸外国に比較し、国としての取り組みも国民の意識も遅れている点を指摘している。すでに欧米はCAM導入に積極的で、それが医療費抑制にもつながっている。また、曖昧なものも多いので、研究にも熱心で、効果があると判断されたものをリストし、それについては保険が適用される点も指摘している。
 さらにこのCAMにとどまらず西洋医学と伝統医学との融合、「統合医療」を提唱し、「なによりも患者さん一人ひとりに最も適した医療とは何かを指向する道程」を急いでいると言う。医療をもう一度冷静にみる本。

新書判 192頁 2002年3月1日刊 660円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:PHP研究所

(掲載日:2002-04-15)

タグ:代替医療 
カテゴリ 医学
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キンダーコーディネーション 子どもとスポーツの関わり
東根 明人 平井 博史

 副題は「子どもとスポーツの関わり」で、「コーディネーショントレーニング実践例100」というフレーズもついている。
 著者は、順天堂大学助教授でハンドボール部の監督でもある東根氏と幼年体育学園代表の平井氏である。著者は、昔の子どもの遊び、鬼ごっこ、石けり、竹馬などを挙げ、すべてとは言わないが多くがコーディネーショントレーニングにもなっていた点を指摘している。「実践例100」も実に遊びの要素が多い。従って、子どもは面白く、楽しく行う。
 スポーツのあり方が問われるようになり、指導者のあり方も同時に問われ始めている。「勝つチームを目指すべきか、楽しむチームを目指すべきかで悩む」という声をよく聞くが、著者はどちらも大事で、どちらか一方にしか価値がないというのは偏った考え方だと言う。
 そしてこう述べる。「指導者が、大きな度量で子どもたちと戯れるならば、やはり大きな度量の子どもになると思います。早く結果を出そうとすると、つい急いでしまいます。ちょっと立ち止まる勇気を持ちましょう」
 コーディネーショントレーニングの入門編でもあり、また指導者入門にもなっていると言える1冊である。

A5判 170頁 2002年3月12日刊 1500円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:全国書籍出版

(掲載日:2002-05-15)

タグ:コーディネーション  
カテゴリ トレーニング
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サプリメント健康バイブル
日本サプリメント協会 帯津 良一

 著者となっている日本サプリメント協会は、2000年10月から現代人の健康とサプリメントに問題意識を持つ医師、文筆家などが集い、活動を開始、2001年6月にサプリメント関連では日本で最初(唯一)のNPO法人の認証を得た(http://www.j-sup.com)。
 全体は、サプリメントの基礎/新しい栄養学/あなたの悩みにこのサプリメント/栄養素別サプリメント事典/主要サプリメント製品リスト/編集委員からの健康アドバイス/現場ルポ「サプリメント探偵団が行く」の全7章から成っている。
 うち3章、4章が全体の約6割を占める。3章では、「これが効く!」「メカニズム」「こんな症状のときは要注意」と各症状へのアドバイスがつく。医師が関わるNPOらしく、内容は医学的なところが多く、これまでのサプリメント書とは趣が異なる。
 4章では「なぜ効くのか」という項目もある。これがなかなか勉強になる。読んで面白い。

日本サプリメント協会(NPO)著、帯津良一監修 A5判 262 頁 2002年1月1日刊 1238円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:小学館

(掲載日:2002-05-15)

タグ:サプリメント 
カテゴリ
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図説NPO法人の作り方
鶴田 彦夫

 本書では「はじめに」で明確に「21世紀はNPOが主役の時代である」と記している。また「NPOは、企業や行政では扱いにくいニーズに対応する活動を自発的に行う組織であり、第三の組織を築いている。また、人々が交流し、地域に新たな活力を生み出す核にもなり、21世紀の社会でも大きな役割を果していくものと期待されている」と言う。
 この意味で今注目されるのが、スポーツNPOであろう。本書はスポーツNPOにスポットを当てて書かれたものではないが、書名の通り、これからNPO法人を作ろうとしている人には非常に参考になる。つまり、多くの人が得意としない分野、簿記、会計、税務を詳しく解説している。
 著者はドラッカーの次の言葉を引用している。「非営利組織(NPO)は、よき意図をもってよいことをしたいということだけでは十分ではない。成果をあげ、この世に変化をもたらすために存在しているのだ……そのためには、すぐれたマネジメントが必要である……非営利組織には、ビジネスと違って業績を測るための利潤というものさしがないからである」
 この言は、月刊スポーツメディスン34号で紹介した河村剛史氏の講演内容とぴったり重なる。優れた実務書である。

A5判 236頁 2002年2月15日刊 1550円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:PHP研究所

(掲載日:2002-05-15)

タグ:NPO 
カテゴリ その他
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子どものメディカルフィットネス
日本健康スポーツ連盟 都竹 茂樹 梶岡 多恵子

 副題に「レジスタンストレーニングによる体ほぐしの運動」とある。体ほぐしは、平成10年度の学習指導要領改訂で出てきた言葉で、「体と心の両面から健康をとらえる」ことを目指している。その狙いは、(1)体への気づき、(2)調整、(3)仲間との交流だそうだ。
 全体は、理論とトレーニングの実際から成り、トレーニングでは自重、チューブ、ボール、水中運動などが取り入られている。「体ほぐし」というとストレッチやどちらかというと力を抜く運動を想定するが(もちろんストレッチについても記されている)、レジスタンストレーニングという筋肉を使い、体を意識させ、体や動きをコントロールする運動が上記の(1)~(3)につながるという道筋をわかりやすく説く。
 近年は高齢社会と老人医療費の高騰から、老人問題が大きな問題とされているが、国の将来を担うのは子どもである。子どもの身体への着目が始まり、いろいろな書物も出てきた。これもその中の1冊であるが、「子どものメディカルフィットネス」と呼んだ着眼点が面白い。

財団法人日本健康スポーツ連盟監修、都竹茂樹、梶岡多恵子著 B5判 134頁 2001年10月30日刊 1800円+税
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:ぎょうせい

(掲載日:2002-05-15)

タグ:メディカルフィットネス 子ども 
カテゴリ スポーツ医科学
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ハーバードの医師づくり
田中 まゆみ

 副題は「最高の医療はこうして生まれる」。著者は、京都大学医学部、同大学院などを経て、マサチューセッツ総合病院(MGH)とダナ・ファーバー癌研究所でリサーチフェロー、MGHで内科クラークシップを経験した。
 この本、名にし負うハーバードの話と、あまり深く考えないで読み始めたが、どんどん引き込まれ、読んだあとは、「どうも、倫理自体もアメリカに教えられるようになったか」と思った。
 ことは医療の話である。「医師づくり」と書名にあるが、書かれていることは医療をどうするかという問題にほかならない。これはアメリカの医療、その教育システム改革の話と言ってもよい。「医師づくり」つまり、教育とその教育を支える理念、またその倫理感の徹底ぶりがすごい。「教授」は権威や権力を振りかざすことなく、教えること、相手が学ぶことを大切にする。患者にはすべてを正直に話す。ミスを犯したら、「私たちはミスをしました」ときちんと説明する。いかなる患者もいかなる理由でも差別されない。その他、様々なことを知っていくにつれ、ここまでやるかと思う。
 だが、ハーバードやMGHも過去はそうではなかった。すべては変革の努力の結果である。またよりよい医療を提供する努力が今もなされている。世界一力のある国が医療の分野で何をしているのか、この本は医療関係者にはぜひとも目を通しておいていただきたい。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:医学書院

(掲載日:2002-06-15)

タグ:海外情報 ハーバード 医療 医師教育 
カテゴリ 医学
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からだの日本文化
多田 道太郎

 『しぐさの日本文化』や『複製芸術論』で知られる著者の「肩のこらない」からだにまつわる日本文化の話。 頭、顔、肩、背中、腹、ヘソ、ウエスト、ヒップ、腰、尻、足の11項目でまとめられている。
 例えば、「少し具合の悪いところができると、日本人は何でも『からだ』のせいにする。カナダ人は『精神』のせいにする」(P.38)。だから、日本人は医者やマッサージ師に駆け込み、カナダ人は精神分析のクリニックに向かうと言う。「屁は尻に出て又鼻に逆戻り」というなかなか味わい(?)のある秀句も紹介されている。どこの国の人であろうと、この身体は同じようなもののはずだが、そこに文化が加わると、どうも同じようではない。鼻を高い、低いと日本語では表現するが、例のクレオパトラの鼻については、フランス語では「もしクレオパトラの鼻がもう少し短かったら」と表現されているとか。
 しかし、どうしても私たちはこのからだに染みついた文化から離れることは難しい。それなら、他の文化ではどうかを知り、見方を変えてみるのも、からだによいかもしれない。軽く読めるが、う~んと考えるところは多い。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:潮出版社

(掲載日:2002-06-15)

タグ:身体 文化 
カテゴリ 身体
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ウエルネスグリーンレポート2002
日本ウエルネス

 財団法人日本ウエルネス協会が発行する機関紙「ウエルネスムーブメント」の別冊保存版(2002年春季号)。
 同協会は、昭和57年(1982年)設立の厚生労働省が所轄の財団法人。通常この種のものは「白書」と呼ばれるが、グリーンレポート「緑書」としたのは、「時代状況をより積極的に捉え、現状分析にとどまらずに、ウエルネスという新しい視点でライフスタイルの提言、提案をしようという試みから」とのこと。
 本書を作成するために特別の調査を行ったわけではないが、「世代別ウエルネスライフヘの提言」では、乳幼児期、学童期、思春期、青年期、壮年期、中年期、高齢期、後期高齢期ごとに章を設け、広い範囲から適切なデータを選択して紹介している。また、「主要省庁における2002年度予算と重点施策の概要」という章を付し、各省庁のウエルネス関連の予算項目と予算額が列記されている。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:日本ウエルネス協会

(掲載日:2002-06-15)

タグ:調査報告 白書 
カテゴリ スポーツ社会学
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イルボンは好きですか?
山田 ゆかり

 月刊スポーツメディスンで連載中の山田さんの最新の書。写真は原山カヲルさん。著者は、週刊朝日の仕事で韓国のスポーツ選手を取材、毎月韓国に行く生活を過ごしてきた。その中で、スポーツ選手のみならず、特に「新世代」と呼ばれる高校生、大学生に興味を持ち始めた。この本はその新世代75人へのインタビューをまとめたものである。
 タイトルの「イルボン」はもちろん「日本」の意味だが、韓国の若者に、日本の国のイメージ、日本人のイメージなどをどんどん聞いていく。著者は当初、日本の若者と同じだと思ったのが、やはり違う点を見出していく。その彼らの素顔を原山さんがカメラに収めていく。
 ワールドカップを機に日本と韓国の交流は以前より盛んになりつつある。互いの国に対するそれぞれのイメージがあるが、やがてそれは変貌するかもしれない。
 サッカーのワールドカップは単にスポーツイベントではないと言われる。それが本当にどういうことかがわかるのは間もなくである。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:朝日ソノラマ

(掲載日:2002-06-15)

タグ:文化 インタビュー 韓国 
カテゴリ その他
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カラダ革命ランニング
金 哲彦

 副題は「マッスル補強運動と正しい走り方」。NPO法人ニッポンランナーズの代表で、アテネオリンピック陸上競技の解説も務めた金氏が、延べ1万人のランナーを見てきた経験をもとに書き下ろした一冊。
 金氏が最も重要視しているのは、体幹の筋肉の活用である。体幹の筋肉をうまく活かせていないランナーは疲労が溜まりやすく、故障を抱えることも多いようで、第2章「体幹の筋肉を使って、美しい体とフォームをつかむ」では、金氏が考案した正しい走り方を身につけるためのマッスル補助運動がイラストつきで紹介されている。
 また、第3章「実践! アスリート理論にもとづいたレベル別トレーニングメニュー」では、初心者から上級者までを7つのグループに分け、それぞれが陥りやすい問題とその解決法を実際のランナーの体験を交えて解説、シューズの選び方やランナーに必要な栄養素などにも触れられている。
 ランニングは気軽にできる反面、個人的に行うことが多く、フォームのチェックや自分のレベルに合った練習法を見つけることが難しい。本書には長く楽しく続けるための具体的な方法が記されており、特に、これから始めようという人にお勧めしたい。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2012-10-08)

タグ:ランニング 体幹 
カテゴリ 運動実践
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沖縄が長寿でなくなる日
沖縄タイムス「長寿」取材班

 沖縄と言えば長寿。「高齢者は元気で明るい」というイメージを持つ人も多いだろう。だが、2000年の厚生労働省調査によると、女性の平均寿命は全国1位を維持しているものの、男性は26位、85年の1位、95年の4位から急落している(本書P3より)。沖縄は今「長寿の島」ではなくなりつつある。本書では、食生活の変化や日常化する心身疲労、高齢者の暮らしなどを綿密に取材、沖縄の現状が当事者の声をもとに綴られている。
 副題は「〈食〉、〈健康〉、〈生き方〉を見つめなおす」。第1章「食とは、いま」、第2章「生活習慣の変化」では食と生活の問題、第3章「本当に癒しの島か」では、多発する自殺を主題として心の問題を、第4章「ゼロからの復興」、第5章「お年寄りは幸せ?」では医療・介護におけるこれまでの取り組みと現状を、第6章「新しい生き方」では明るく生きようとする高齢者の姿がそれぞれ取り上げられている。
 特に第1~3章に取り上げられていることは、自分に置き換えて読めば思い当たることがいくつも出てくるだろう。糖尿病で職を失った男性の話や自殺者を出してしまった家族の話などは、他人事として片付けることのできない内容である。文中に「本当の『長寿』の意味を考える契機にしたい」(本書「はじめに」より抜粋)とあるが、考えさせられる事例が数多く含まれている。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-08)

タグ:長寿 健康 
カテゴリ 身体
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「最高の自分」を引き出すセルフトーク・テクニック
田中ウルヴェ 京

 日々の生活のなかで、何かに失敗して精神的にまいってしまった、目標を達成できなかった、そんなあらゆる場面のなかで、気持ちが深く関係していく。この本ではそうしたときに、「どうしたら立ち直れるのか」「こうしたらよい方向へ気持ちを持っていける」といった“セルフトーク”の方法について書かれている。
 たとえば、目標や自分を見失ってしまったとき、過去を上手に手放し、今の自分に集中するためのセルフトークとして「今しか変えられない、今を変えれば未来が変わる」「終わったことからは、今、学べばいいだけ、引きずらなくていい」など、自分自身に語りかけることで心が軽くなる。こうしたセルフトークがいくつも紹介されており、自分にあったセルフトークが必ずみつかることだろう。
 著者の田中氏は、1988年のソウル・オリンピックでシンクロ選手として出場し、シンクロ・デュエットで銅メダルを獲得したメダリストである。現在メンタルトレーナーの仕事以外でも幅広く活躍されている。そんな著者の選手時代や引退後の体験談も交えながら書かれており、読者が共感できる部分があるからこそ説得力がある。
 この本を読み終えたときには、何かを感じ、気持ちの面での考え方が変わる人も多いだろう。(O)

2009年2月10日刊
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:祥伝社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:メンタル セルフトーク 
カテゴリ メンタル
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Mel Boring American Medical Association C.B. Mordan 島沢 優子 日本スタビライゼーション協会 足利工業大学・健康科学研究室 銅冶 英雄Adrian WealeAlan GoldbergAndrea BatesAndrew BielAnne KeilAviva L.E. Smith UenoBernd FalkenbergBoris I.PrilutskyBrad Alan LewisBrad WalkerCarl PetersenCarole B. LewisCarole B.LewisCaroline Corning CreagerChad StarkeyChampagne,DelightCharland,JeffChartrand,JudyChris JarmeyClive BrewerDaniel LewindonDanish,StevenDavid A. WinterDavid BorgenichtDavid E. MartinDavid EpsteinDavid GrandDavid H. FukudaDavid H. PerrinDavid JoyceDavid SumpterDavies,George J.Digby, MarenaDonald A. ChuDonald T KirkendallEddie JonesElizabeth Best-MartiniEllenbecker,Todd S.Everett AabergF. バッカーFrank BakkerG. Gregory HaffG.D.ReinholtzGeorge BrettGray CookGregory D. MyerH・ミンツバーグIñigo MujikaJ.G.P.WilliamsJ.W.SchraderJWS「女性スポーツ白書」作成プロジェクトJacqui Greene HaasJamJames C. RadcliffeJames StudarusJari YlinenJeanne Marie LaskasJeff BenedictJeff CharlandJeff LibengoodJeff RyanJennifer Mather SaulJerry LynchJiří DvořákJohn GibbonsJonathan PrinceJoseph C. MaroonJoshua PivenJulian E. BailesJ・ウィルモアKahleKarim KhanKarin WiebenKim A. Botenhagen-DiGenovaKim A.Botenhagen-DiGenovaL.P.マトヴェーエフLawrence M.ElsonLeon ChaitowLeonhardtLeslie DendyLorne GoldenbergM. デュランM.J.SmahaMarc DurandMarilyn MoffatMark PerrymanMark R. LovellMark VerstegenMattyMcAtee,Robert E.Megan HineMelvin H. WilliamsMichael GleesonMichael J. AlterMiguel Angel SantosMurphy,ShaneM・ポラックNPO法人日本ライフセービング協会Nadia ComaneciNational Strength and Conditioning AssociationNina NittingerNorm HansonOg MandinoP.V.カルポビッチPOST編集部Pat ManocchiaPaul L. GreenhaffPete WilliamsPeter BruknerPeter N. CoePeter TwistPeter WoodPetitpas,Al.PlatzerR. ザイラーR.H.エプスタインR.J.CareyR.N.シンガーRainer MartensRaymond M. NakamuraRein TideiksaarRene CaillietRichard BrennanRichard GoldRobert C. FarentinosRobert E. McAteeRobert MoorRobert S.BehnkeRoger W.EarleRoland SeilerRon MaughanRuben J. GuzmanS. ビドルS.T.FleckSAGE ROUNTREESander L. GilmanSandy FritzSharon MoalemShephard,Roy J.Soccer clinicSports Graphic NumberStephen KieslingSteven J. FleckStuart BiddleSue HitzmannS・パリッシュS・フォックスTerease, AmandaThomas R.BaechleThomas W. MyersThor GotaasTil LuchauTrevor WestonTudor O. BompaVladimir M. ZatsiorskyVladimir M. ZatsiorskyVáclav DvořákW.E.シニングW.J.KraemerWilliam J. KraemerWynn KapitY. ヴァンデン‐オウェールYves Vanden Auweele「運動器の10年」日本委員会いとう やまねかわむら ふゆみけいはんな社会的知能発生学研究会ふくい かなめまつばら けいみづき 水脈みんなのスポーツ全国研究会わたなべ ゆうこアタナシアス テルジスアタナシアス・テルジスアダム フィリッピーアテーナプロジェクトアメリカスポーツ医学会アメリカスポーツ医学協会アメリカ医師会アレックス・ハッチンソンアンゲリカ・シュテフェリング エルマー・T・ポイカー ヨルグ・ケストナーアンドリュー ブレイクアンドリュー・ゴードンアンドリュー・ゾッリアンドリュー・ビエルアンバート・トッシーアン・ケイルアン・マリー・ヒーリーイチロー・カワチイヴ・ジネストウイリアム ウェザリーウサイン・ボルトウドー アルブルエディー・ジョーンズエドワード・フォックスエバレット アーバーグエリザベス ノートン ラズリーカイ・リープヘンカミール・グーリーイェヴ デニス・ブーキンカルロス 矢吹カレン・クリッピンジャーカーチ・キライカール・マクガウンキム テウキャロリン・S・スミスキャロル・A.オ-チスクラフト・エヴィング商會クリス カーマイケルクリス ジャ-メイクリストフ・プノーグレン・コードーザケイトリン・リンチケニー マクゴニガルケネス・H・クーパーケリー・スターレットケン ボブサクストンゲルハルト レビンサイモン・ウィクラーサカイクサンキュータツオサンダー・L. ギルマンサンドラ・K・アンダーソンシェリル・ベルクマン・ドゥルーシルヴィア ラックマンジェア・イエイツジェイ マイクスジェイソン・R・カープジェイムズ・カージェニファー・マイケル・ヘクトジェフ ライベングッドジェフ・マリージェリー・リンチジェームス・M・フォックスジェームス・T・アラダイスジェームズ アマディオジェームズ・アマディオジェーン・ジョンソンジェ-ン・パタ-ソンジム・E. レーヤージャン=マリ・ルブランジュリエット・スターレットジョセフ・H・ピラティスジョン エンタインジョン・スミスジョン・フィルビンジル・ボルト・テイラースタジオタッククリエイティブスティーヴン・ストロガッツステファン キースリングステファン・メルモンスポーツGEARスポーツインキュベーションシステムスポーツセーフティジャパンスポーツ医・科学研究所スポーツ社会心理学研究会スポ-ツ医科学研究所タカ 大丸ダイヤグラム・グループダニエル・ジェイムズ・ブラウンダニエル・マードンチャモアペット・ハーパランチャーリー・ローティナ・シ-リグデイヴィッド シールズデイヴィッド・シールズデビ・ブラウンデータスタジアムトニ・ナダルトム・シーバートラヴィス・ソーチックトル・ゴタストレーニング科学研究会トーマス・W. マイヤーストーマス・タッコドナルド T. カーケンドールナイキ・ジャパンナディア・コマネチハンス-ウルリッヒ・ヘッカーバイロン・シューマンバド・ウィンターパトリシア・M・ホランドヒュー・ディールハンティービヨン・ボルグビル・ライトビート たけしピート・ウィリアムズフィリッピー・アダムフィル・ジャクソンフランク・ショーターフランク・ショーター フルコムフル・コムフレデリック ドラヴィエフレデリック・ドラヴィエブライアン コールブルース マキューアンブレット コントレラスブレット・コントレラスベント・ロンネスタッドベースボール・マガジン社ボブ・アンダーソンマイケル グンディルマイケル・グンディルマット ジャーヴィスマット リドレーマリオ 宮川マーク ペリマンマーク・バーステーゲンマーティー 松本メアリー・ボンドメディカル・フィットネス協会モリーズ・シューマンライフサポート協会ラエル・イサコウィッツランス アームストロングランナーズ女性ランニングセンターランナーズ編集部リチャード ブレナンリチャード・ブレナンリック・マクガイアリンダ・グラットンルーカ カイオーリレイナー・マートンレイン ティディクサーレッシュ・プロジェクトロコモチャレンジ!推進協議会ロゼット・マレスコッティロナルド・ニアマイヤロバート ムーアロビン・マッケンジーロブ パナリエッロローランド・レイゼンビーヴォルフラム・リントナーヴォルフラム・リントナー七木田 文彦七類 誠一郎三ツ井 慈之三上 太三上 賀代 三井 康浩三井 恵津子三井 悦子三好 春樹三宅 満三宅 義信三木 英之三条 健昌三栖 英揮三森 寧子三浦 孝仁三浦 於菟三浦 武三浦 知良三浦 雄一郎三澤 威士三田 佐代子三田 文英三砂 ちづる上原 善広上松 大輔 笠原 政志上田 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